彩終:悪夢


ドサッ ガチャンッ
狭い牢屋の薄汚い毛布の上に無造作に放り投げられ、すぐさま扉を閉められ監禁された。
だがそんな乱暴な扱いにも関わらず、大河冴は何の反応もなく、ただ毛布の上に横たわっていた。
2日前、ユウリと共に監獄室に入れられ、そこで2日間陵辱の限りをつくされた。
冴(どうして、、こんなことに…)
陵辱地獄からやっと解放され、虚無感が頭を支配する中、彼女はふとそんなことを思っていた。
陵辱による恐怖・苦痛・屈辱・絶望をたっぷり味わい、ようやく解放されて気が緩んだ。
だが解放されてももはや彼女の心に希望はなかった。
そんな絶望の中、彼女は眠りに付いた。
もう疲れた…。

・・・・・・・・・・・・
2001年○月7日
アベルによる脅迫ビデオを撮らされた後。
イスに括りつけられた冴は、イスから解放された。
足の縄を解かれ、戦闘員に銃を突きつけられて大人しく立ち上がる冴。
緊縛と猿轡はそのままだった。
アベルがそんな冴に鎖を持って近づいてきた。
冴「んぅ…(ま、また何かひどいことを…?)」
意図が分からず、迫ってくるアベルに怯えていると、戦闘員は彼女に銃を突きつける。
大人しくしろ、という事だろう。
そんな事をしなくても、これまでの陵辱の恐怖で冴はすっかり竦み上がり、抵抗する元気を失っていた。
ア「ふっ。(所詮ガキだな。戦隊員でもユウリとは大違いだ。精神力はまだまだか弱いな。)」
ただ怯えるだけの冴に、アベルは鼻で笑いながらその鎖を彼女の首にグルグルと巻きつける。
困惑し苦しむ冴の首にある程度鎖を巻きつけ、長いリールが2本残った。
その2本の縄尻を、アベルと戦闘員がそれぞれ握り、戦闘員が冴の前、アベルが後ろについた。
そして銃を持ったもう一人の戦闘員は、彼女の斜め後ろにつき、銃を彼女に構えている。
もはや抵抗できないことは、容易に判断できる。
彼女は弱々しく項垂れる。
冴「んむっ!?」
ア「行くぞ。」
前の戦闘員が鎖の縄尻を引っ張り、無理やり歩かせた。
家畜さながらの扱い、、ジワリとまた涙が浮かぶ。
後ろ手縛り、胸縄に脇の割縄、そして口に押し込まれたハンカチの上から噛ませ猿轡という容赦無い拘束の上、首にグルグル巻きにされた鎖が首輪のよう、、。
これまでのひどい扱いに加え、彼女の心は潰れかかっていた。
幼い頃に受けたいじめとは比較にならない残酷で冷酷な扱いだ。
ガオレンジャーになる前までは普通にのびのびと生きてきた16歳の冴にとっては、耐え切れないことだ。
扉が開けられ、辺りの景色を見渡した冴は愕然とした。
唖然としていると、すぐさまリールを引かれ、首の絞まりに苦しみながら慌てて歩く。
古臭い階段を下りながら、辺りを不安げに見る冴。
そこは、少なくとも地上5階以上の場所だった。
建設途中または解体途中であろうビルの中に自分はいて、周りには巨大な工場のプラントが目の前に広がっていた。
それは現在稼動していないのは明らかで、全体的に黒ずんで腐食が進行し、ところどころ崩れ傾いている。
何に使うのか想像も付かない鉄骨が剥き出しになって傾いでいる一方、クレーンが何台か、錆付いた鉤爪をぶら下げながら意味もなく天空を目指して林立していた。
いつ廃棄されたとも知れないその廃工場は、暗雲の空に晒されて亡霊の様な姿をそこに横たえていて、その向こうには黒々とした森が地平まで続いていた。
冴(ど、、どこなの、、ここ…?)
階段を下りながら、見たことの無い場所に不安がる。
もはや誰かの助けを期待するのは無理だと悟った。
階段を降り終え、絶望に苛まれる冴の背後から、、
冴「ふぐっ!? ううっ!」
ア「しーっ。大丈夫、大人しくするんだ。」
いきなり背後のアベルが彼女にアイマスクをかけた。
いきなり視界を奪われ、驚き困惑している冴に、アベルは抱きしめるかのように寄り添い、アイマスクを後頭部で嵌めながら、耳元で慰めるような優しい声色で囁いた。
だがそんな行為は却って彼女の屈辱を煽る。
そのまま少しの間放置される。
鎖のリールは掴まれたままだ。
すぐそばに奴らがいる…。
目隠しをされ視界を封じられ、周りの状況がつかめない彼女は、聴覚を必死に研ぎ澄ませて身構える。
が、やがて不安と恐怖に支配され、息が荒くなり体が震えてくる。
そんな様子を、アベルは喜々として見ていた。
準備が整った。
冴「んんっ!」
いきなり鎖のリールが引っ張られ、引きずられる様に慌てて歩く冴。
目隠しをされた冴には戦闘員の行動が見えず、いきなりの戦闘員のリールの引っ張りに身構えることができなかったので、グイッと前に首が引かれ、苦しそうに喘いだ。
そんな冴をアベルは嘲笑しながら後ろを歩く。
耳が聞こえる冴は、その嘲笑に悔しがる。だが
冴「んひゅぅっ!」
いきなりアベルは彼女の首元に伸びたストレートロングの綺麗な黒髪を撫でてきた。
髪を撫でた際に、あざとく首筋を指でいやらしく撫で、気持ちの悪い感触をいきなり感じた冴は、我慢することができずにあからさまにくぐもった悲鳴を上げてしまった。
その悲鳴に嘲笑するアベル。
冴はもう心が折れそうだった。
そして、目隠しのせいでいつ来るかも分からない愛撫に、冴は怖くてしょうがなかった。
冴(触ってくる、、いやらしい事してくる、、。あたしが目隠しされてるのをいい事に…。いや、、いやだようっ!!)
いつ来るかも知れぬ愛撫、そして捕まった自分はこの後どうなるのかの恐怖、さらには自分が人質になったことでユウリがピンチに陥ることへの罪悪感、、。
様々な負の感情が彼女の小さい身体を駆け巡り、やがてアイマスクで塞がれた瞳から涙がこぼれる。
だがその涙も、誰にも気付かれることなく分厚い黒のアイマスクの布に染み込んでいく。
だが時折ヒックと嗚咽が漏れているので、泣いている事をアベルは気付いているが。
ア(くくっ、本当に泣き虫だな。いたぶり甲斐のあるガキだぜ。)
その後、アベルは彼女の不安を最大限煽るように、ほんのたまに愛撫をし、深い森を連行していった。
目が見えない彼女は、荒い山道に時折こけてバランスを崩しそうになる。
が、その度にリールを掴むアベルはグイッとリールを引き、無理やりバランスを保たせる。
その度に彼女は首が絞まる苦しみを味わう。

そんな絶望的な連行が2時間以上続いただろうか、、
長い屈辱に、彼女の体が憔悴しきった頃、後ろからいきなりリールを引かれ、
冴「んぐぅっ…!」
ア「止まれ。」
冴「っ…!!(止まる前にそう言ってよ…!)」
心の中でそう毒つく冴に、アベルはアイマスクを外した。
思わぬ行為に、冴はやっと目が見える!と少し安心した。
それだけ目が見えない2時間以上が怖くて不安で仕方なかったのだ。
アイマスクが外れ、久方ぶりに彼女の瞳を見たアベルはいやらしく笑った。
冴の瞳とその周りは涙でいっぱいに濡れていた、アイマスクも大きく染みていた。
アベルはそれらをまじまじと見て、また彼女にも見せて嘲笑する。そして、
ア「泣き虫、いや、弱虫なお嬢ちゃんだ。」
冴「っ…ぅ…!」
彼女は悔しさに明らかに顔を引きつらせる。
が、泣くまいと必死に顔を強張らせる。
だがそんな健気な反応が、アベルには愉快でたまらない。
そんな冴に満足して、アベルはさらにリールで彼女を先導する。
ここはもう冴のまったく知らない森、いや山の中だった。
一体どこに自分を連れて行くのか、彼女は怖くて仕方ない。
やがて、ある大きな岩肌に着いた。
不思議がっている冴をよそに、アベルは岩肌のどこかをいじる。
すると何と、、
ゴ、、ゴゴゴゴゴ・・・
岩肌の一部が動き扉のように開き、中の空洞が見えた。
冴(な、、何なの、、ここ…。)
明らかに普通ではない仕掛けに驚き、またこの中に連れ込まれることに、冴は怯える。
アベルはそんな冴を岩の中に連行する。
中は山の岩の中とは思えないほど、しっかりした人工物で覆われた廊下だった。
敵のアジトではないか…。
この状況に、冴の怯えが大きくなる。
そして、ある扉に着き、開けると、
冴「!!!?」
縛られた冴は驚いた。
そこは、学校の運動場以上のとても広い空間で、中には多くの人たちと大小様々な妙な形の船があった。
港、、そう思いついた。
それと共に、どうしようもない絶望感に身を震わせる。
もはや誰の手も届かない場所に連れて行かれるんじゃないか、、
そこにいた人々は、明らかに自分と同じ人間ではない。
それだけでも、敵のアジトに捕らわれたことを思い知らされる。
そんな冴の様子を読み取ったアベルが、淡々と説明する。
ア「驚いたか? ここは我々のアジトの一つだ。そしてこの場は多くのアジトをつなぐ港だ。これからお前を素敵な場所に招待してやるよ、クク。」
耳元でいやらしく囁くアベル。
冴の体が恐怖に震える。
もはや我慢の限界だ、、何でも構わない、逃げよう!、だが、、
ガチャッ
冴「ふっ…!」
逃げようと決意したところに、こめかみに銃を押し付けられ、体が固まってしまった。
ア「無駄だといったよな、お嬢ちゃん。逃げられないんだよ。お前にはもう、大人しく我々の捕虜になる道しか残されてないんだ。」
絶望的なことを言うアベル。
冴(ダメ、、あたし、敵わない…。逃げられないんだ、、。誰か、、誰か助けて…!)
もう嗚咽を我慢できず、涙を流す。
アベルはそんな冴に冷酷にリールを引き、苦しませながら港を歩かせる。
そして小さい船の中に入り、3つ並んだイスの中央に冴を座らせ、両隣にリールを握った戦闘員とアベルが座る。
その後ろに銃を持った戦闘員が座り、アベルが彼女にシートベルトをかけている間、後ろから銃を突きつけて大人しくさせた。
口惜しくもしっかりイスに固定され、冴は大人しく成り行きを見守るしかなかった。

しばらくして、船が止まり、シートベルトを外され立たされる。
どうやら着いたようだ。
一体どこなんだろう…不安がっている冴に、アベルは残酷にも、
ア「ここはある星の刑務所だ。地球じゃない。」
冴「!!?(な、、今、何て…)」
困惑している冴に、アベルはさらに囁く。
ア「お前はこれから、我々の刑務所で囚人として死ぬまで我々のために重労働に尽くし、一生を送るんだ。」
冴「…んふっ、、ん、んぅうう~~~」
囚人、、奴隷に続き、いやそれ以上の絶望的な単語を押し付けられ、冴は辛抱できずにすぐに泣き出してしまった。
猿轡された口から、悲痛な嗚咽を出す。
死ぬまで囚人で、敵のために働いて死ぬなんて、あまりに酷過ぎる事だ。
だが哀れに泣き喚く冴に、アベルは容赦なくリールを引き、苦しむ冴を連行していく。
そこから、絶望的な囚人生活が始まる。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジリリリリリリリリッ
刑務所の牢屋の外の大きなベルの音に、冴は深い眠りからようやく目が覚めた。
冴(ゆ、、夢、だったの…?)
酷い夢だった…。
ここに連れて来られる時の夢だった。
こんな、あまりにリアルで生々しい悪夢は今まで見たことが無かった。
あれからずっと深い眠りに陥ってしまっていた。
もう半日以上眠っていたことになる。
だが仕方の無いことだ、、あれだけ酷い陵辱を丸2日も受けたのだ。
体と精神のダメージは想像を絶する。
身体はもう回復しているが、精神のダメージは違う…。
女の子らしい繊細な心はズタズタに引き裂かれ、今までの若々しさは無かった。
食事して、重労働しても、冴は死んだ魚のようなうつろな目で淡々としていた。
いやらしく視姦されても、前までの可愛らしい反応をすることも無くなった。
それだけ、今までの陵辱、特に監獄室での陵辱のダメージが大きいのだ。
また1日の生活が終わり、牢屋の毛布に横たわる。
クロロフォルムの影響で再び深い眠りにつく冴。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
監獄室での冴とユウリへの陵辱は想像を絶した。
ペニスギャグを外され、監獄室に放り込まれた時、やっと手首と足首の強力枷の磁力が解かれた。
手足が自由になった二人、だがもはや絶望的な状況だ。
二人の周りには戦い慣れた犯罪囚人が取り囲んでいた。
興奮する若いオスのオーラをあからさまに醸し出し、睨み付ける若い女とそれに隠れるように怯える少女を囲み、飛び掛らんと身構えていた。
冴「ゃ…ゃ…ぃや…!」
ユ「冴ちゃん、ダイジョブだから…」
絶望的な状況にすっかり竦み上がり怯える少女は、もう一人の年上の若い女に縋り付き、痙攣したように身を震わせている、そんな様子がまだ足りない色気を充分に補っていた。。
そんな中でも気丈に男たちを睨み少女を慰める若い女は、艶かしく色気たっぷりだ。
そして、ついに男性囚人が襲い掛かった。
身構えて応戦しようとするユウリ。だが、
ヴィイイイン!
ユ「はぁぅっ!!」
陰部に仕込まれたローターが中振動し、陰部への鋭い刺激にビクンと反応し、抵抗を封じられた。
その隙にあえなく男性囚人に押さえ付けられてしまった。
もちろん冴もだ。
ユ「くっ…! は、、はなしてよ!!」
冴「いやぁっ!! はなして!」
押さえつけられながらも気丈さを失わないユウリと、捕まってしまい明らかに怖がり必死に悲鳴を出す冴。
見た目や雰囲気だけでなく、面白いまでの対照性に、男性囚人は喜々としている。
男囚「いい獲物が手に入ったな。」
男囚「ああ、あどけないロリータ系の女の子と、若いが色気たっぷりの女。くぅっ! たまらねえぜ!」
男囚「俺どっちにしようかな?」
男囚「俺はもちろんこっちの女だぜ。この色気、たまらねえぜ! そっちの方はまだガキだし、愉しみに欠けるってもんだ。」
男囚「バカだな。ロリータ系の可愛らしい女の方が、萌えるもんだぜ! ひひひ、可愛い子だなあ。」
等と口々にいやらしい話をし、明らかに興奮が強まっていくことを感じ、冴はもちろんユウリも怯えを隠せない。
男囚「たっぷりと愉しみそうだぜ、たっぷりとな。ベロリッ」
冴「ひああっ! い、、いやあああ!! 助けてぇえ!!」
男たちの恐ろしい言葉と頬を舐められた事に竦み上がり、悲痛な悲鳴を上げる冴。
ユ「さ、冴ちゃん! ちょっと! やめてよ!! はうっ…!」
男たちへの怒りと冴の心配から、制止の声を上げたユウリの耳にも、男たちの舌が襲った。
悶えるユウリに、男はさらに耳への愛撫を続けながら囁く。
男囚「ベロリ 捕虜は捕虜らしく フゥッ 大人しく ハミ 嬲られてりゃいいんだよ! チュッ お前たちは奴らの捕虜であると同時に フウッ 俺らの捕虜でもあるんだからな。 チュッ 分かったか、女。 ベロリ」
ユ「う、、ぅあ、ああ…」
耳を舐めたり、口付けしたり、甘噛みしたり、息を吹きかけたり、、
そんな様々な愛撫を不規則に耳にされながら囁き脅され、ユウリは呻き声を上げながらも屈辱に身を震わす。
そんなユウリを心配そうに見る冴。とそこに、
冴「ユウリさん。…う、ぎゃああー!!」
ユ「え!?」
そんな冴にのしかかっている男が何と素早くタンクトップを捲くり、膨らみかけの乳房に噛み付いたのだ。
冴「やだっ!! やだよっ!! はなして!! 助けて!!」
あまりの生々しい感触と痛みに冴はすっかり混乱し、苦痛と嫌悪の悲鳴を上げた。
ユ「や、、やめて! お願い、やめてあげて! い、ひぃっ…!」
悲痛な冴に見かねたユウリが、男たちに懇願すると、その隙に今度はユウリにのしかかっていた男がペニスを出して、ユウリのスカートを捲くりショーツの上から彼女の大事な部分のすぐそばに押し当てたのだ。
いやらしい男根の生々しい感触がアソコのそばに、、
何ともいえない気持ち悪い感触に、さすがのユウリもガタガタと震えてしまう。
そしてユウリは気づいた。
男囚人たちの自分たちへのいたぶりは、ちゃんと計算してやっている、と。
ユ「く、、ぅうっ…!(間違いないわ…。あたしたちを押さえつけて動けないようにして、一方をいたぶって、それに心配して気をやったもう一方をすかさずいたぶって、、それを繰り返して、あたしたちを辱めるつもりなんだわ…! く、、何て酷い奴らなの!)」
ショーツ越しに股間を這い擦るペニスの感触にゾクリとしながらも、男たちのいやらしい魂胆に冷静に気づいたユウリ。

そんな交互の繰り返しいたぶりによる辱めが続き、1日以上が経過した。
男囚人たちは交代で彼女らを嬲っていたため、1日以上の間全く休み無しだ。
長い間、いやらしい拷問を受けた彼女らは、完全に疲弊しきっていた。
特に冴の方は、あまりのショックで悲鳴も満足に出なくなってきていた。
男囚人たちは新たな辱めを行うことにした。
ユウリを解放し、冴を押さえつける。
解放されたユウリは、すぐにでも冴を助けに行きたかったが、
男囚「くくく、いいのか? 可愛い冴ちゃんを助けなくても。まあ、助けようと抵抗した瞬間、ローターでマンコを嬲られるんだがな。」
ユ「く…っ!」
そう、余計な抵抗をしたら、監視している敵によってすぐさまローターの責めをされる。
そんなことはユウリも分かっていたが、まさか男囚人に脅しのネタに使われるとは…。
ユウリは男たちに捕らえられた冴を申し訳なさそうに見つめていた。
冴を捕らえていた男は、愛撫の手を加える。
冴「ひぅっ…!」
ユ「あ…!」
男囚「冴ちゃんか、、可愛い子だなあ。冴ちゃんはいくつなんだ、ユウリ?」
と、冴の頬や黒髪や顎筋を撫でながらユウリに聞く。
冴は男のいやらしい愛撫に苦しげに必死に耐える。
そんな様子の冴に気を取られていたユウリは、男の質問に答えなかった。
冴「きゃああーー!!!」
ユ「あ、、冴ちゃん! やめて!!」
何と男が捕らえていた冴の股間を鷲掴みにしたのだ。
あまりの酷い行為による痛みに、冴は絶叫してしまう。
ユウリはすかさず制止の声を上げるが、男は手を離さず、黙って冴をいたぶり続けた。
冴「痛いっ!! 痛いよお!! いや、やめてっ! お願いやめてーー!!」
冴は悲痛な悲鳴を上げ続け、哀れな懇願をした。
ユ「やめてって言ってるでしょ!! あ、あうぅ…!」
たまらずユウリが助けようと迫ろうとした瞬間、憎らしいローターの振動に制止され、その場にうずくまってしまう。
どうすればやめてくれる、、と、ユウリは気づいた。
ユ「か、彼女は16歳です! もういいでしょ! 離してあげて!」
すると、すかさず男は冴への蹂躙をストップした。
男囚「俺の質問に答えなかったからだ、ユウリ。」
やはりそうだ、先ほどの何気なく男が言った質問に答えなかったため、冴を嬲り続けたのだ。
即ち、冴を人質にして、ユウリを自分の言いなりにするつもりだったのだ。
男たちの魂胆を悟ったユウリは、屈辱ながらも大人しく立ち尽くす。
男囚「これからは俺たちの言うことには何でも従う、と誓え。もちろん敬語でな。」
ユ「っ…!?」
男から恥ずかしい要求をされた。
これでは今までのアベルたちによる脅迫と同じだ…。
自分と同じ囚人にまで脅迫されてしまうことへの屈辱・無念さに、ユウリは力無く項垂れてしまう。
すると、男は
冴「ひああーーっ!!」
男は今度は冴の小さい胸を鷲掴みにした。
ユ「あ!(し、、しまった!)や、やめて! 言います、、から。」
すると男の手はピタリと止んだ。が、
男囚「早く言え! 遅いとこの子を…」
ユ「っ…!(こ、、こんな事って…。けど、しないと冴ちゃんが、、)私は、これからはあなた方の言う事には何でも従います。。」
そう言って涙を浮かべるユウリ。
男は満足そうに、さらに恐ろしい命令を出す。
男囚「よし。では早速命令だ。その場でストリップをしろ。」
ユ「なっ!!?、あ、、わ、分かりました。」
ユウリが困惑していると、男はすかさず冴をいたぶろうと構えたので、ユウリはすぐに返事し行動するしかなかった…。
思い切って脱ごうとしたが、そんなユウリにすかさず男は命令する。
男囚「待て! そんな早く脱ぐんじゃねえ! ゆっくり少しずつ脱いでいくんだ!」
ユ「…!!」
男囚「そうだなあ、恥ずかしそうにゆっくりと脱いでいく様が一番たまらねえよなあ。」
ユウリはあまりの酷い要求に呆然とするしかない。
だが、躊躇する暇も無く冴を捕らえた男が、、
男囚「ほら、早くやれよ! 冴ちゃんがどうなるか…」
選択の道は無かった。
ユウリはまずはタンクトップを少しずつ脱ぐ。
それを申し訳なさそうに俯く冴に、男は冴の顎を摘んで無理やり見させる。
男囚「ほら冴ちゃん、良く見るんだ。お前のせいで大好きなお姉ちゃんが恥ずかしい目に遭っている。可哀想になあ。良く見てろよ、でないともっと恥ずかしい目に遭わせてやるからな。ユウリもお前もな。」
その言葉に、冴はユウリの痴態を見るしかなかった、申し訳ないという思いいっぱいで。
そんな様子をユウリは悔しげに感じながら、黙ってストリップをするしかなかった。
ただでさえ恥ずかしい男たちの前でのストリップ。
更に冴を人質にとられ、思い切って脱ぐ行為を封じられ、ゆっくり脱ぐことしか許されない。
男たちの魂胆は分かっていながらも、ユウリは恥ずかしくてたまらない。
顔を真っ赤に染めながら、ユウリはゆっくりとした動きでタンクトップを脱いだ。
ユウリの豊かな乳房と、頂点にツンと立つ乳首が晒された。
おおー、と男たちから関心の声が上がった。
男囚「手で隠すなよ。」
至近距離からの多くのいやらしい視線に、ユウリは辛抱して立ち尽くす。
そして見ることを強制された冴も、素直にユウリの豊かなバストの美しさに惚れ惚れと羨望の眼差しを向けていた。
いいなあ、、と素直に思ってしまっている冴。
男囚「お次は、スカートだ。」
その言葉通り、スカートのホックを外そうとしたが、
男囚「待て! まずスカートをゆっくり捲くるんだ。ゆっくりとだぞ!」
ユ「ぅ…っ!!」
いやらしい要求をされ、仕方なくその通りにするユウリ。
むっちりとした太ももから少しずつショーツが見え、何とも艶かしかった。
その光景に男たちの視線がさらに熱くなる。
羞恥に身体を震わすユウリに、
男囚「いいぞ、スカートをゆっくり脱いでいくんだ。」
黙ってゆっくりスカートのホックを外し、脱いだユウリ。
男囚「よし。しばらくそのまま動くな。」
もはや彼女の身体を覆うのは、小さなショーツのみとなる。
そのショーツでさえ、シルクと小さいサイズということのせいで、彼女の尻と股間をきつく締める様にピチピチと覆っているという何ともいやらしい光景で、男たちはさらに至近距離に寄って彼女の身体を見ていた。
特に近い者は、もはやその鼻が彼女のショーツの股間にくっ付きそうなくらいで、さらにクンクンと嗅いでいて、ユウリは恥ずかしくて辛抱しきれないほどだ。
男囚「動くなよ。動いたら、冴ちゃんを…」
ユ「…っ!」
冴「ごめんなさい、、んぐっ…!」
ユウリの痴態を眺めていた冴は、あまりの罪悪感に謝罪の言葉をついたが、そんな冴の口を男はすかさずそっと塞ぎ、声を出せないようにした。
冴は悔しげに、ただユウリの痴態を見ているしかなかった。
さらに男は冴の口を塞いだまま、タンクトップから浮き出る小さな乳首を摘み握った。
冴「んっ、、んふ、うっ…!」
ユ「冴ちゃん!う、ふっ…!」
鼻から大きく息を吐き苦痛に顔を歪める冴に心配したユウリが思わず身を乗り出した瞬間、ショーツ越しに股間に鼻を寄せ匂いを嗅いでいた男の顔がもろに股間に接触した。
特に突き出た鼻は、完全にショーツの股間に埋もれてしまった。
あまりの痴態にすかさずユウリは離れようとしたが、素早くその男は手でユウリのお尻を掴み逃がさないようにし、彼女の抵抗をあざ笑うかのように尻を握り揉みながら、さらに股間に顔を埋め、盛大に匂いを嗅いだ。
ユ「くっ…! う、わ、、あぁあっ…!」
あまりのことにユウリはとうとう悲鳴を抑えられなくなった。
その悲鳴も男にはたまらないスパイスとなった。
掌に伝わるお尻と顔全体に感じる股間の、シルクショーツの感触が心地よい。
掌に伝わるお尻の丸みと感触が、鼻腔をくすぐる股間の香りが何ともたまらない。
男囚「いい匂いだ。ユウリ自身の体の匂いに加えて、体の奥から染み出たお汁の匂いと汗の匂いが混じって、何ともたまらない女の匂いを感じるよ。」
そう言って顔を股間に埋めたまま思い切り息を吸い匂いを嗅いだ。
恥辱でいっぱいのユウリに追い討ちを掛けるように、冴を捕らえた男が命令する。
男囚「さあ、ショーツを脱げ。」
最後の一枚を脱ぐ、、逆らうわけにはいかない。。
恥辱まみれのユウリは、ゆっくりとショーツを脱いだ。
生え揃った毛が見え、とうとう彼女は全裸になった。
脱いだショーツを男たちは取り上げ、まじまじと見たり匂いを嗅いだり、さらには愛液による染みの部分を舐めたりまでした。
男囚「ああ、美味しい。ユウリのお汁はこんな味がするのか!」
ユ「く…!!」
何ともいやらしい暴言、、だが辛抱するしかない。
そんなユウリに対し男たちは、ゆっくり回れ、と命令した。
言うとおりに渋々その場で回る。
彼女の乳房や股間、背中やお尻が見える。
周りからは関心のため息が漏れ、ユウリの羞恥心をさらに煽る。
ショーツを堪能していた男は、そのショーツをユウリに返し、元通りゆっくりと穿くよう命令した。
匂いを嗅がれ舐められもしたショーツ。
もはや穿きたくも無いが、大人しく従うしかない。
屈辱に耐えながら、ゆっくりとショーツを足に通し、穿いた。
そんな姿も、男たちにはたまらず、見とれていた。
さらには冴も、その艶かしいボディに思わず見とれていた。
決して大き過ぎないが自分よりずっと豊かで柔らかそうなバスト、さらにはキュッとくびれたウェストに、綺麗に張り出たヒップ、、それは成熟しかけの女の美貌だ。
冴は、16歳とはいえ年相応よりも幼い体つきで、あどけない顔も加え密かにコンプレックスだった。
そんな冴には、ユウリの見事なまでのプロポーションに素直に羨ましがった。
そんな冴の心情を見抜いた男は、意地悪くも
男囚「おい、何だ冴ちゃん? 羨ましい、というような表情で。全く…お前のせいでユウリが恥ずかしい目に遭ってるのに、そんなにユウリの色気が羨ましいか?」
そうあからさまに言われ、冴はハッとして自分の浅はかさを恨み、男たちの罵倒に憤る。
男囚「ま、お前はまだ子供だからな。あんな色気はとても出せないな。ガキが…」
自分のコンプレックスをまざまざと言い当てられ、涙がぼろぼろ流れる。
冴「ん、、んふぅ…(酷い…。ユウリさん、ごめんなさい…。)」
嗚咽を漏らす、口を塞がれた冴。
大丈夫よ、というように辛抱し気丈になるユウリ。
だがその好意を踏みにじるように、男はさらに酷い行動に出る。
男は冴の体を離し、
男囚「さて、、今度はお嬢ちゃんの番だ。皆の前で、ユウリの前で、ストリップをしろ。」
冴・ユ「…え?」
冴もユウリも予想外な命令に、一瞬わけが分からないという顔をするが、やがて命令を理解しその顔は引きつっていく。
嫌がる冴、だが男はすかさず脅迫に出る。
男囚「ふふ、逆らおうとしたら、今度はユウリが酷い目に遭うぞ。」
と、ユウリに迫る男たち。
すかさずユウリは身構えるが、
男囚「おい! 抵抗してもいいのか?」
ユ「う…。」
そう、抵抗したらローターのいたぶり、更にはまた冴を嬲られる。
ユウリは口惜しくも大人しく迫る3人の男たちに取り押さえられた。
いや、それは取り押さえるといったものではなかった。
ユ「きゃ! う、、くう…っ!」
男たちはゆっくりと撫で擦る様に彼女の身体に腕を巻きつけ、さらに2本の手がそれぞれお尻から左右の太ももを撫で擦りながら膝裏に這い、膝裏を拳で強めに殴った。
ユ「あっ…!」
膝カックンの要領であり、彼女はすぐに膝が折れ、その場にひざまずいてしまった。
そのままペチャンと座らされたまま取り押さえられる。
3人、つまり6本の腕がユウリを捕まえていた。
一人は横から、1本を彼女の首に回し顎を掴み、もう1本を彼女の背中から腰に回し脇を掴んでいる。
唇や顎筋周辺を撫でられ摘まれ、わき腹をくすぐるように撫でたり揉んだりしてくる。
一人は後ろから、2本の腕を彼女の胸の前で交差し両乳房を掴み、さらには後ろから下に向け体重をかけ、足の動きも封じていた。
両腕の動きをも封じながら、乳房を揉み、乳首を摘み摩る。
もう一人は下方の横から、1本を背中から腰に回しその指を臍に引っ掛け、もう1本を後ろのお尻から股下を通り大事な部分をショーツ越しに掴んでいる。
腹を撫で、臍を引っ掻き、陰部をいやらしく撫で引っ掻く。
ユ「っ…!!(こ、こんな、、酷い! なん、て屈辱…!)」
何ともいやらしい、しかし完璧な拘束で、ユウリは身動き一つ取れなかった。
男たちの行為にユウリは恥辱に顔を歪ませる。
その6本は時折ギュッと握ったり撫でたり擦ったりして、ユウリを絶えず苦しめる。
そんないやらしい姿に、男たちは涎が出そうだった。
ユウリを捕らえている男たちは間近でユウリを味わい、実際に涎が出ていた。
それを察知したユウリは、気持ち悪さに身を震わす。
そんなユウリに、冴はもはや逆らえなかった。
冴(ユウリさん…。や、やらなきゃ…。)
少しずつ脱いでいく。
が、やはりユウリ以上に恥ずかしがってしまい、時たま羞恥の限界で体が硬直してしまう。
だが今回はユウリを人質に取られている。
躊躇するたびにユウリを目の前でいたぶられ、冴は自分でも驚くぐらい従順にストリップを遂げた。
…そして終わってストリップから解放されユウリを解放された瞬間、冴はフッとその場に崩れてしまった。
ユ「冴ちゃん!」
すかさず駆け寄り、力なく倒れている冴を抱き、素早く丁寧に衣服を着せた。
意識は失っていないが、あまりの羞恥に限界を超え参ってしまい、身体に力が入らなくなったのだ。
酷すぎる、、悲痛な面持ちの冴を見て、ユウリは憤りまくっていた。
そしてユウリも衣服を着て、羞恥の限界を超えて倒れてしまった冴を抱きしめながら、男たちを睨んだ。
が、その時男たちが素早く自分たちに襲い掛かっているのに気づいて驚いた。
気づいたときには、もう遅かった。
彼女らは抵抗する間もなく男たちに取り押さえられてしまった。
悔しげに無駄な抵抗をするユウリと、もはや抵抗もできず怖がっている冴に、男たちは覆いかぶさる。
男囚「さて、メインイベントだぜ。解放まで後半日以上ある。その間、俺ら全員の相手をしてもらうぜ。覚悟しな!」
覆いかぶさった男が彼女らの肌に、胸・顔・太もも・お尻・股間を愛撫し、ペニスを出してピストン運動を始める。
ユ・冴「いっ、、いやああぁーーー!!!!!」
本当の地獄だった…。
そして48時間が経過し、看守に連れ出された頃には、二人とも憔悴しきり無表情になっていた。

・・・・・・・・・・・・・・
ジリリリリリリリリリッ
刑務所の外の大きなベルの音に、冴は深い眠りからようやく目が覚めた。
冴(ゆ、、夢、だったの…?)
酷い夢だった…。
つい先日のあの地獄の48時間の夢、、しかもめちゃくちゃリアルだった。
昨日に続いて、、冴は恐ろしいリアルな悪夢を立て続けに見た。
冴「ん、、ふっ、ぅ…(もうやだ…どうして、こんな目に…。帰りたいよ…。あたし、普通に学校行って、友達と遊んで、、好きな人の話して、デートしたりして、、可愛いお嫁さんになって、、幸せな家庭築けたら、、それだけで良かったの…。助けて、、お父さん、お母さん、、ブルー…。)」
看守の正座の命令が下る。
冴はあの時の地獄がまざまざと思い出され、布団に正座しながら咽び泣く。
また今日も刑務所での生活が始まる。