双囚人

外道衆はシンケンジャーに度々敗れてしまうことに憤りと焦りを感じていた。
このままではシンケンジャーに全滅されてしまうこともありうる。早く手を打たなければ!
どうすれば良いか考えていた・・・と、
薄皮太夫が口を開いた。
薄「私の部下にやらせてください! 必ずや、捕らえてまいります!」
薄皮太夫はシンケンジャーの女戦士二人に特に憤りを感じていた。
薄「あの二人、目障りだ! 必ず捕らえて、痛めつけなさい! ブレイン!」
ブレ「はい」
ブレインは屈指の頭脳派であり、それ以上に囚人の対応が凄まじい物で、その性質は薄皮太夫も恐れるほどだ。
しかし、その頭脳には絶対の信頼を置いており、薄皮太夫は全面的にブレインに一任した。
・・・・・・・
ブレインは早速行動した。
大多数のナナシ連中をシンケンジャーに放った。
ナナシ連中相手は、シンケンジャーにとっては何ともなかったが、多勢に無勢、シンケンジャーは追いやられることになった。
シンケンジャーはやがて分裂して戦うことになった。
そしてピンクとイエローを大勢のナナシ連中はある倉庫に追いやった。
ナナシ連中は闇雲に2人を追いやったわけではない。
この倉庫には、ブレインはある特殊な仕掛けがしてあった。2人を捕らえるための特殊な罠が。
イエロー「くっ、なんて数やのん! このままじゃ、、、」
ピンク「落ち着いて! 弱気になったらだめよ!」
弱音を吐くイエローを嗜めるピンク。
しかし、2人は徐々に罠に嵌められていく。
ナナシ連中は倉庫のある部屋のほうにピンク・イエローを追い込んだ。
その部屋に近づくと、何故かナナシ連中は2人と距離をとった。
すかさず2人は逃げ、当然その部屋に逃げ込む。
扉は丈夫で、ピンクは部屋の扉を閉めた。
扉に体当たりするナナシ連中。
しかし頑丈な扉は開かない。
2人はとりあえずほっとした。と、
部屋の天井から、いきなりプシューッとガスが噴出された。
イエロー「きゃあー!! なんやのん!?」
ピンク「ううっ! ま、まさか、、しまった! 罠だわ!」
状況に気づいたピンク。すぐに扉に向かう。しかし頑丈な扉は今度は内側からも開かない。
実はこの部屋の鍵は外側にあり、ナナシ連中は扉を叩き壊すフリをして扉の鍵を閉めたのだ。
狭い部屋はすぐにガスが充満する。
ピンク「ダメ、、、開かない、、、それに、、意識が、、、」
イエロー「うう、、、力が、抜ける、、、」
このガスは強力な睡眠ガスで、それを嗅いだ2人はみるみる力が抜け、意識を失った。
部屋の一部に監視カメラがある。
このカメラを別室からブレインは満足げに眺めていた。
睡眠ガスを出したのもこの建物を用意したのもブレインだった。
イエローとピンクを捕らえるために仕組まれた罠だった。
ナナシ連中は鍵を開け中に入り、意識を失ったイエローとピンクをそれぞれ担ぎ上げた。
外道衆のアジトに連行される2人・・・・・・・・・

イエロー「ん、、」
女の呻き声で目を覚ますイエロー。
体のおかしな感覚に目を覚ますイエロー。圧迫されるような、ちくりと刺されるような感触…なんだろうか。
イエロー「ん、いっったい!!」
体を思わず動かしたイエローは、体を刺すような鋭い痛みに声を上げた。
ピンク「ことは、動いちゃダメ!」
ピンクの声が。イエロー(ことは)の目の前少し離れたところにピンクは寝転がっていた。
さっきの呻き声はピンクだろうか、とにかくピンクがいたことにほっとしたが、その姿を見て驚いた。
ピンク(茉子)はスーツ姿のまま、何と太い有刺鉄線で体を縛られていた。
後ろ手に縛られ、胸の上下にしっかりと補強つきで締められ、腰もぐるぐる巻きにされ、その腰縄から股を縦に割り、ヒップを割るように股縄がされていた。
さらに、足も、足首と太ももをぐるぐると巻かれ締められていた。
そして、首には首輪がされ、そこから伸びた鎖が壁につながれていた。
首輪の派手な色が、屈辱心をあおる。
ことはは自分の体を恐る恐る見た。
茉子と同じように縛られていた。
ことは「な、なあ、、ここ、いったいどこなん? どうしてこんなひどい、、、」
ことはは明らかに不安な声を上げて茉子に話しかけた。
茉子「外道衆に捕まったのよ。多分外道衆のアジトの一つだと思うけど、、、」
ここは10畳くらいの広さの何もない殺風景な薄暗い部屋だった。
窓も何もなく、壁も天井も重々しい感じがした。
天井に扉のような構造がある。おそらくあそこから放り込まれたのだろう、ここはいわゆる牢屋のような場所なのだ。
2人は牢屋の向かい合わせの壁にそれぞれ離れて首輪と鎖で繋がれていて、有刺鉄線で股縄まで施され雁字搦めに縛られていたのだ。
それは容赦のない縛りで、少し体を動かしただけでも体に有刺鉄線の針が食い込む。
けど、何とかしなきゃ・・・
ことは「何とか、、何とかせな、、、」
茉子「あっ ダメ! 動いちゃ!」
ことは「大丈夫や、スーツに守られてるんやし、、っっ!!」
ことはは何とかほどこうと縛られた体を、後ろ手に重ねあわされた手首を動かした。と、
ことは「いっっっ!!!!」
あまりの激痛に声にならない悲鳴を上げた。

胸と股間、特に股間を締め上げられ、針の強烈な痛みをした。
手首の有刺鉄線は胸縄と忌々しい股縄に直接連結され、手首を動かすたびに胸と股間に刺激を与えるようにしているのだ。
自分の体を改めてみると、これはかなり複雑な縛りだった。胸の上下には有刺鉄線が何重にも巻きついて締め上げており、左右の胸の間にバツ字に巻かれ、さらに胸を締め付ける。
さらに脇の間に割縄でしっかり補強され、胸縄が緩まぬよう、腕を動かせぬように縛られていた。
腰のくびれに何重にも巻かれた腰縄は、屈辱の縄ベルトを施されたようだった。
そこから股間を割るように股縄が施され、股間を通し、小さく丸いヒップを割り、その縄は腰縄でなく手首の縄に連結されていた。
ミニスカートがたくし上げられ、股間はむき出しの黒スーツになっていた。と、
ことは(な、、何なの、これ、、、)
と、ことはは信じられないものを見つけて愕然とした。
股間を締める股縄の一部、ちょうど陰核に当たるところには大きな瘤が作られており、彼女の陰核に当てられていた。
大きな瘤であり、股縄は股間にしっかり締め付けられていたので、瘤の一部は股間にうずもれていた。
さっきもがいたとき、股間が特に鋭い痛みを感じたのはこのためだ。
しかもこれらの戒めは、全て有刺鉄線でされていたのだ。
ことは「ひどい、、、こんなの、、、ひどすぎる、、、」
あまりにひど過ぎる状況に、ことはは泣きそうになった。
茉子「ことは、、、」
同じく縛り上げられた茉子がことはを心配した。
茉子はことはより早く意識を取り戻し、自分の縛られ方に愕然とし、たまらずほどこうともがこうとしたが、やはり体、手首を動かした瞬間に胸、それ以上に股間に刺すような激痛に襲われ、悲鳴を上げた。
その声にことはは意識を取り戻す。
もしことはがいなかったら混乱し泣き崩れていただろう、それほどのひどい卑猥な拘束を受けてしまったのだ。
同じ戒めを受けたことはも混乱しショックを受けるだろう。
とても純真な女の子であることはが受けるショックを考えると、年少のことはをなだめるのは自分だけだ。
茉子は泣きそうな感情を必死に抑え、ことはをできる限り守ろうと決めた。
と、天井の扉が開いた。
2人はハッと天井を見上げた。
ブレイン「ハハハハハッ、いい格好だな、シンケンピンク、シンケンイエローよ!」
茉子「くっ・・・」
ブレイン「どうだ? 有刺鉄線の味は。女の急所を徹底的に攻め上げ、解こうともがくどころか身動き一つとるごとに大事なところを刺激するのだ。」
敵の皮肉に身動き一つ取れずにただ唇を噛み締めるしかないことが不甲斐無かった。
ブレイン「おおそうだ、言い忘れるところだった。お前らに嵌めた首輪からは妨害電波が絶えず流れていてな。つまりお前らのお仲間は絶対にお前らを見つけることができなくなってしまったのさ。お仲間に希望を持っても無駄だぞ。」
茉子・ことは「…っ!」
ブレイン「ふははは! 楽しみだ、いい女2人をどうやって嬲り殺してやるか、、しっかりと考えてやる。それまでそうやって転がってるが良い。くははははは!」
そう言ってブレインは扉を閉じた。
重々しい金属音が鳴り響き、再び牢屋は静寂に包まれた。
さすがの茉子も、ブレインの言葉に怯え始めた。
さっきまで泣きそうだったことはは、今の言葉ですごく怯えてしまったんじゃないか?
そう思い茉子はことはをなだめようとした。
ことは「許せない、、、」
茉子「え・・・?」
ことは「あんなひどいやつ、、、怖いけど、、、負けとうない!」
茉子は立ち直ったことはにほっとしながら、その強さに感心した。
しかし、本当に地獄はこれからだった。

二人はあきらめないことを誓った。
けどどうする? その体は有刺鉄線で厳重に縛り上げられ、少し身動きしただけでも女の大事な部分に激痛をもたらす。
さらに首には頑強な首輪が施され、その場からほとんど移動できない。
その首輪のせいで、二人はお互い触れることすらできない。即ち協力して有刺鉄線をほどくこともできないのだ。
完璧な監禁に二人はやがて焦り・恐怖が大きくなる。
それからどのくらい時間が経ったろうか。
再び天井の扉が開けられた。
ブレイン「はははっ、待たせたな!」
ブレインがとうとう拷問に来た。二人は流石に怯えを隠せない。
いったい何をされるのか、考える事さえ心が拒む。
ブレイン「全く動けないようだな。さぞかし退屈だろう。約束どおり遊んでやるよ! お前ら、行け!!」
と、4人の戦闘員が降りてきた。ナナシ連中とは少し違うようだ。
ことは「きゃっ!」
茉子「うっ・・」
戦闘員たちはすかさず二手に分かれ、それぞれ横たわる茉子とことはを囲んだ。
二人、特にことはは回りに立ちはだかる戦闘員たちに見下ろされ、圧倒されていた。
ブレイン「くくくっ! そいつらは俺の部下だ。拷問用に育て上げた特別なナナシ連中だ。お前らの相手は充分過ぎるほどだ。いい声で鳴いてくれよ。」
茉子「ううぅ・・・」
ことは「あっ、、ああ、、、」
それを聞いて恐怖感が体を覆う。
しかし、同時にしっかりしなきゃという心も起きる。
二人は戦い抜くと決めた。
戦闘員たちは足で彼女らを軽く蹴った。そのまま体中に足を這わせた。
まるで足で愛撫をされているような。
足は胸やお尻など、大事な部分を撫でる。
思わずことはは体を動かし避けようと、
ことは「いだいっっっ!!!」
茉子「ことはっ! 動いちゃダメッ! 動いちゃダメよ!」
動いてはいけない! これは挑発だ。
こいつらは体を撫でることで、あたしたちがその愛撫から避けるよう、動くように誘導しているのだ。
しかし動いたら、女の大事な部分を刺激される。
こいつらは、ブレインはこの反応を楽しむのが目的なのだ。
茉子にも当然足の愛撫をされているが、こいつらの目的を見抜き悔しながらも必死に耐えていた。
すると戦闘員は攻めを強めた。胸を這うだけが足で胸を揉み、体中を足で器用に撫で擦る。
茉子「くっ、、くうう・・・」
強くなった攻めに苦しみながらも、必死に歯を食いしばりながら耐える。
足で嬲られることがさらに屈辱だった。
しかし、
ことは「いぎゃああっっ!!!!」
またもことはの声が響く。
ブレイン「んんん~~っ、いい声だぜ。ピンクよ、お前はまだ鳴かないのか?」
茉子「くっ! この鬼畜!」
茉子はブレインに毒つきながらもことはを気にかけた。
ことはも気を引き締め最初の攻めには耐えられるようになったが、攻めを本格的にすると、我慢がきかなくなり、ダメだと分かっていても足から避けようと動いてしまう。
無理もない。ことははまだ年端の行かない少女だ。
とても性に対する耐性はあろうはずもない。
茉子「うう、、こ、ことは、、、うっ、あっ、ああああ!!!!!」
ことはを心配しながらも耐え抜いていた茉子だったが、戦闘員の足が急に股間を襲い、思わず避けようと動いてしまった。
茉子「くっ・・・(し、しまった、、、もう同じ手は食わないわ)」
戦闘員の足の動きに集中し、茉子は耐え抜いた。
その様子を見た戦闘員は、ことはをいたぶっている戦闘員に何やら合図した。と、
ことは「いぎいいいっっっ!!!!!」
戦闘員は足の攻めを強め、ことはを抵抗させ、鳴かせた。
茉子「ことは!! うっ!」
ことはに気を向けた茉子を見て戦闘員はすかさず攻めを強めた。
さっき鳴かされたのと同じ手だ。
しかし、歯を食いしばり必死に耐えた。
茉子「くうっ、くううぅっ!!」
ブレイン「ほう、大したもんだなピンクよ、キャンキャン鳴いてばかりのイエローちゃんとは大違いだな。」
茉子「あ、あんたの思い通りになるもんですか、、、イエローを、あたしたちを放しなさいよ!!」
気丈に振る舞い愛撫攻めを吹っ切るように叫んだ。が、
ガシイッ
茉子「あああっ!!」
戦闘員が突然茉子の頭を踏みつけた。
ことは「ま、茉子、、きゃあああっ!!!」
また体を動かし鋭い痛みで鳴いた。同時にことはの頭も戦闘員の足が強く踏む。
ブレイン「ふふっ、あまりうるさいとこいつらがたたき殺してしまうぞ。」
茉子・ことは「くっ、ううぅ・・・(いったいいつまでこんなひどい事を・・・)」
二人の拷問はまだ続く・・・

と、ブレインが大型のカットソーのようなものを二つ、ことはをいたぶる戦闘員、茉子をいたぶる戦闘員一人ずつに渡した。
と、カットソーを持たないもう二人の戦闘員が、ことはと茉子の頭を押さえつけ、動かないようにした。
茉子・ことは「な、何、、、何なの?」
そんな二人にお構いなく、黙々とする戦闘員に、二人はさらに不安になる。
ブレイン「安心しろ。大人しくしてればすぐに終わる。大人しくしてろ」
その言葉を聴いてますます不安になる。
すると、カットソーが光り、それを持った戦闘員がそれぞれ二人の首筋に近づける。
茉子「なっ・・ち、ちょっと!」
ことは「ひっ、い、いやっ、、、やめて!」
ブレイン「動くな!!大丈夫だ、無事に終わる。下手に暴れたら本当に死ぬぞ。」
ブレインが念を押して言う。その言葉に二人は抵抗をやめる。
カットソーが首筋に当てられる。二人は恐怖に怯えながら大人しく耐える。
そして戦闘員は黙々とカットソーでマスクの首から上の部分を切っていく。
痛みに顔をゆがめる。マスク越しとはいえ、ダメージは受ける。
二人は懸命に耐える。そして、切断が終わった。
マスクを無理やり剥ぎ取る戦闘員たち。
そしてついにマスクが外れた。素顔がさらけ出される。
首から下はスーツのまま、首輪と有刺鉄線を施されたままだ。
その姿が卑猥である。
マスクをはずした瞬間、その顔は苦痛と恐怖にゆがんでいて、ブレインはその姿を見逃さなかった。
特にことはは目から涙を流していた。
ブレイン「いいねぇ、その怯えた顔が。」
ことさらあからさまに言うと、二人は無理やり元の勝気な顔に戻った。
ブレイン「ふふ、さっきまで怖がってたくせに。泣いてるぜ、イエローのお嬢ちゃん」
茉子・ことは「くっ、ううう」
悔しそうにうなる。と、ついにブレインは牢屋の中に降りてきた。
まずことはに近づき、晒された顔を見て手を触れ、頬と髪を撫でた。
動いたらいけない・・・ことはは耐えた。
ブレイン「可愛いな」
それから茉子に近づき、同様に撫でた。
ブレイン「こっちは綺麗だな」
茉子「・・・」
口をキュッと結び何とか耐える。
ブレイン「さてと、、、」
おもむろにブレインは、何かベルトのようなものを2つ取り出した。
いや、ベルトではない、猿轡だ。だが普通の猿轡とは違う。
上下の前歯にあてがわれるだろうゴム状物体があり、その中央に何故かネジのような物がついている。
とても滑稽な猿轡に二人は怯え嫌悪した。
ことは「いや、、、」
まずブレインはことはに近づき、猿轡を口の前に持ってきた。
ブレイン「さ、口を開きな。あーん」
馬鹿にするような言いように、当然ことはは口をキュッと結ぶ。だがブレインは計算づくだった。
しばらく猿轡を口に押し当てても開けようとしない。
ことは(開けるもんか!)
しかし、そんな姿もブレインにはたまらなくいい姿だった。
ブレインはふっと笑うと、猿轡を彼女の口に押し当てたまま鼻をつまんだ。
ことは「!!(くっ、そんな、、、)」
さらに戦闘員の一人がことはの頭を抑えつけた。
茉子「ことは、、、(鼻をつまんで息ができないようにして、たまらずことはが口を開けた瞬間を狙って猿轡を押し込むつもりなんだわ。何て、、ひどい!)」
ブレイン「ふふ、待ってろピンク、この可愛娘ちゃんの口を塞いだらすぐにお前にも猿轡を施してやる」
ことははそう言うブレインを聞き、なお抵抗した。しかしそれもブレインの狙いだった。
呼吸を制限され、苦しさに顔をゆがめる。しかしそれでも猿轡をされまいと必死にがんばる。そんな姿がブレインには可愛らしくてしようがなかった。
1分以上呼吸を止められ、ことははついに息をしようと口を開けた。と、
ことは「んはあっ、あ、あぐうぅ…」
口を開けた瞬間、ブレインはすかさずことはの口に猿轡を押し入れ、口をこじ開けさせ押し込んだ。
しっかり猿轡をことはに噛ませると、手早く両サイドのベルトを引っ張り後頭部で括りつけて固定した。
ことはは完璧に猿轡をされてしまった。
ブレインは満足げにことはの頭をポンポンと軽くたたいた。
ことは「ううぅ~!」
そのブレインにことはは怒って声を上げる。が、くぐもった小さい声しか上げられず、ブレインの嘲笑しか招かなかった。
ブレイン「ふはは、いい姿だ。さて、お次はピンクだ。」
今度は茉子に近づく。茉子は震えていたが、ブレインが近づいてきて、勝気に振舞った。
ブレイン「いいねぇ、たまらないぜ」
と、ブレインはいきなり茉子の胸を鷲掴みした。
茉子「うううっ!!」
ブレイン「さっきの小娘と違っていい大きさだ。」
その言葉にことはは憤りながらも、胸を揉まれ苦しむ茉子を心配する。
そして、猿轡を茉子の口の前に運ぶ。
ブレイン「さて、大人しく口を開けるんだ。」
股も挑発するような物言いにむっとした茉子は、口をキュッと結んだ。
猿轡を口に押し当てられても開けない。
ブレイン(ふふふ、本当にたまらないぜ)
ブレインは彼女のこんな姿に舌なめずりした。
だが、ブレインはいやらしく浮かべた笑みを消し、冷酷な表情で茉子を見据えた。
そんなブレインの変化に茉子は怯えた。
すると、ブレインは視線を茉子の下半身に移し、締め上げた有刺鉄線の股縄の瘤を指差した。
そして、彼女の股間を瘤の周りを撫で上げ、瘤にゆっくり指をのせた。1本、2本とゆっくり。
茉子は怯えた。瘤の痛みは、先ほど戦闘員により充分に味わった。
そしてブレインは股間の瘤にのせた手で拳を作り、素早く彼女の股間の瘤に拳を入れ、
茉子「ひぃっ!!」
拳を入れ、ると思ったら寸止めした。
しかしそれだけでも茉子に恐怖を植えつけるには充分だった。
そしてブレインは再度茉子の顔を見て、猿轡を彼女の口の前に構えた。
そして冷たい口調で、
ブレイン「口を開けろ」
一言だけ、しかしこれだけで茉子を脅すには充分すぎた。
茉子「・・・(く、口を開けて猿轡を噛まなかったら、こ、股間を痛めつける、てこと?)」
この脅迫に恐怖から茉子は折れ、大人しく口を開けた。しかし猿轡を入れてこない。
ブレイン「もっと大きく開けろ。」
茉子(くっ、どうしてあたし、、こんな、、、)
命令通り大きく口を開け、しかしブレインは猿轡を入れようとせず茉子の口の中に視線を向けていた。
茉子(いやっ!、な、何なのよ、こいつ、、、)
たまらず茉子は口を閉じようとしたが、すかさずブレインが命じる。
ブレイン「閉じるな! 誰が閉じて良いって言った! 股間を痛めつけられてえのか! そのまま大人しく口を開けてるんだ! 分かったな!?」
股間を痛めつける、と脅されて茉子はすぐに口を再び大きく開けた。
茉子(くっ、何てひどい、、、こんなやつの言う事に従わなければいけないなんて)
内心いやでいやで仕方なかったが、脅されているため逆らえない。そんな自分にも憤る。
大きく口を開けた姿をあからさまにブレインはいやらしくじろじろ見て、さらに
ブレイン「そのまま開けてろよ。少しでも閉じたら分かってるな?」
念を押して脅したブレインは、茉子の開けた口の唇に手を触れた。
唇にそってツツゥーっといやらしく手を這わせ、そんなブレインに茉子は怒り・屈辱・恐怖・恥辱・無力感でいっぱいだった。
さらに調子に乗ったブレインは彼女の唇の裏に手を這わせ、そしてとうとう歯にまで愛撫の手を差し伸べた。
ブレイン「噛んだりしたら、承知しねえからな! 大人しく口開けてろよ!」
そう念を押して茉子を脅した。
茉子「あ、、、、ああ、、、、あ、、(いや、お願い! もうやめて! お願いだから…)」
抵抗できない茉子をブレインは前歯、歯茎、奥歯にまで指を這わせ、舌を指で舐った。
それに茉子は口を大きく開けたまま時折声を上げるしかできない。
そして充分に彼女の口を舐ったブレインは満足そうに
ブレイン「よし、では少しずつ口を閉じていけ」
やっと許しが出て、茉子はほっとして口の力を抜いた。
茉子「(やっと閉じられる…)あ、、あぐっ、ぐうっ!!!」
やっと安心して茉子が口を閉じ始めたその時、ブレインは思い出したように猿轡を彼女の開けた口に押し込んだ。
茉子「ぐうっ、ふううっ!!!(そ、そんな、、そういう事だったの!? ひどい、ひどすぎる!!)」
股間を痛めつけると脅して抵抗できない状態にして口をこじ開け、猿轡をいれずに逆に口を閉じられなくなるようにし、猿轡を忘れるくらい口内を散々舐った後、口を閉じることを許し、安心しきったところに忘れられた猿轡。あまりにひどい屈辱だった。
ブレインは茉子を、ことはを徹底的に戦士として以上に女として嬲り上げた。
とうとう茉子も猿轡を嵌められてしまった。
ブレイン「ふふふ、全く別々の方法だったが、二人とも見事に引っ掛かって猿轡をされちまったな。両方ともたまらなかったぜ」
その言葉に二人は屈辱・怒りを感じたが、さらに女としての恐怖を強く感じた。
自分たちは女としての自分も徹底的に壊されてしまうんじゃないかと。
二人は恐怖心から呻き声を上げた。
茉子・ことは「んんっ、んむうう!」
しかし、それは本当にくぐもった声にしかならなかった。
彼女らに施された猿轡は、上下の前歯を柔らかいゴムで噛むようになっており、さらにそのゴムが彼女らの舌を押さえつけ、声を封じていた、強力な猿轡だった。
あと、そのゴムの間に何故かネジが出ていて、それは何とも卑猥だった。
彼女らは自分に施された猿轡のすごさと卑猥さにおののいた。
そしてブレインは跳んで牢屋の入り口に戻った。
二人は内心ほーっとした。それだけの恐怖・屈辱を味あわされたのだ。
だが、まだ戦闘員は残ったままだ。
ブレイン「さあお前ら、後は任せたぞ」
そう言って高みの見物をした。
また何かされることが分かり、二人は怯えた。
茉子・ことは(今度は何をするの…?)
戦闘員はそれぞれ茉子・ことはの頭を片手で抑え、猿轡された顔を向けさせた。
茉子(今度はいったい何をするつもりなのよ、、、)
ことは(もうやめてよ、、もう充分ちゃうの、、)
そして戦闘員はもう片方の手でゴムの間のネジに手をかけたと思うと、それをゆっくりと回した。
何かと思った彼女らだったが、すぐに何をしているのか気づいた。
ネジを回すと猿轡の上下のゴムの間隔が広くなり、つまり猿轡の噛ませ部分が開くようになっているのだ。
それに伴い猿轡に押され彼女らの口は大きく開いていく。
茉子・ことは「あぐ、、かっ、かはぁ、、、」
猿轡はとてつもなく頑丈で、彼女らがどんなに抵抗して口を閉じようとも、戦闘員がネジをくるっと回すだけで口が大きく開かれていく。
ブレイン「よし、その辺にしておけ。」
猿轡が開き終えた。彼女らの口は限界まで開かされていた。
ことは「かは、、、あっ、、、」
彼女らは苦しそうに小さいうめき声を上げる。
ブレイン「本当はもっと開けられるが、お嬢ちゃんたちの小さい口じゃこれが精一杯だな。いいか? 何か逆らったらもっと口をこじ開けてやるからな。口が外れちまうかもなあ。」
ひど過ぎる仕打ちにことはは涙を流す。
ブレイン「へっ、まーた泣いちまったのかい、お嬢ちゃん」
ブレインは苦しんで泣き声も上げにくそうに涙を流すことはの頭を撫でる。
顔をそらそうとするが、ブレインがすかさず、
ブレイン「動くな。口を外してほしいのか?」
その言葉にことはは怯え大人しく撫でられた。
茉子「あ、、あぁあ、、、(やめて、ことはを苛めないで)」
今度は茉子が呻いた。
ブレイン「何だ、今度はお前が泣くのか?」
その言葉にたまらず首を横に振る。
ブレイン「そうか、妹分のイエローが嬲られるのが我慢ならねえんだな。」
茉子はそのまま黙ってブレインを睨んだ。
ブレイン「そう言うことか。ふ、何を考えるんだ。もう捕まった時点でお前も可愛いイエローも終わりなんだよ」
ブレインは茉子の頭を撫でながら言う。その手を下ろし唇を撫でる。
茉子「かっ、、かはあ、、あ、、、」
たまらず顔をそらそうとするが、さっきと同様に
ブレイン「動いたら、、、分かってるよな。」
唇を撫でた手で猿轡のネジをトントンとノックし回す素振りを見せ、茉子はそれに大人しくなった。
さっきの股間の瘤と同じだ。また脅される材料が増え、、、いや、捕まっている時点で奴の言うとおり、お終いなのだ。
茉子は改めて自分の無力さに不甲斐無さを感じ、涙を流した。
それにつられるように、ことはも泣く。
彼女たちはブレインに完全に負けてしまったのだ・・・。