蜘蛛の巣に掛かった蝶~9.調教2,3日目


調教2日目。今日は夏のように暑い日だった。
そのため仕方なく薄いシャツ・膝丈スカートにし、ポニーテールにして大学に行く。
この日も1日目と同様に緻密でいやらしい責めを延々とされた。
この日は授業は2コマだけなので大丈夫かな、と思っていたリンだったが、この短い間に淫具でねちっこい責めを散々させられ、たったの3時間が丸1日に感じた。
しかも、今度はB子にまで自分の異変を感づかれてしまったのだ。
いや、わざとB子に感づかせた責めだった。狙ったのだろう。
リン(お願い…友達を関わらせないで…)
儚い願いを心の中でした。
家に帰ろうとした時、また携帯が鳴る。
リン(今度は、、なんなの…?)
これからされるであろうひどい命令に、見る前から怯えるリン。
『今から●時までに、Ⅹ神社を経由して帰宅しろ。もちろん、自分の足で走ってだ。』
それを見て、驚き慌てる。
Ⅹ神社は自宅とはまるで違う方向だ。そこを通って帰るというのは、かなり長い距離だ。
しかも●時までというのは、どう考えても時間が短い。
走らなければならない。リンは天を仰ぎ見る。
一番暑い時間帯だ。こんな中走ったら汗だくになってしまう、汗だくに…そうか!
やっとリンは痴漢の魂胆に気付く。
痴漢は、リンに汗をかかせるのが目的なのだ。
今日は風呂やシャワーは禁じられている。
これでハッキリとリンは理解した。
リン(間違いない…汗をかかせて、明日あたしの体の匂いを嗅ぐ気なんだわ。いや、、嫌よ、、そんなの…)
あからさまないやらしい目的を持った命令にリンは嫌悪感を浮かべるが、拒否は出来ない。
こうしている間にも、時間は過ぎていく。
リンは覚悟を決めて走った。
暑い日差しの中リンは走る。
スカートが捲くれ上がり、細いが肉感のある太ももが見えるが、気をつけながら走ったら、とても時間内に帰宅できない。
恥辱を感じながら、リンは走る。
今日学校で、暑い中いやらしいことをされて屈辱と羞恥と苦痛でただでさえ疲れ果て汗も出ているのに、その上からさらに汗を出そうとしているのだ。
だらだらと、リンの体から汗が流れてくる。顔も真っ赤だ。
暑さから、スカートが捲くれ上がるから、いや、それだけではない。
走って身体を揺らすたびにブラの突起から胸に刺激を受け、足を振らすたびにパンツのバイブと突起から股間に刺激を受ける。
その上、汗と高体温で再び溶けた媚薬が容赦なく彼女の急所に染み込み、その焦燥感がプラスしてさらにリンを苦しめる。
疲れで切れる息から、甘い吐息が混じる。
と、ブラがうねりの弱振動を始め、リンは煩悶し足を止める。
リン「うっ!! う、、あうぅぅ…!」
まるで、身体にいやらしい男が貼り付き、股間の前後から男根を挿入されてピストン運動され、かつ胸を掌でニギニギ揉まれ指で撫で擦られているような感触だ。
いや、突起の感触は、それ以上に複雑で鋭い感触を彼女に与え、追い詰める。
リン「うう、、はあっ…はあっ…はあっ…!」
ブラのうねりが止まらない。乳房が、乳首が、揉まれ摘まれる。
苦しそうに息を吐きながら、リンは立ち止まるが、こうしている間にも時間は待ってはくれず進んでいく。
命令通りにしないと何をされるか分からない。と、
リン「はあっ…はあっ…! い、、行かなきゃ…っ、つあっ!!」
立ち止まっていたリンのお尻にいきなりバイブが強振動で襲い、その刺激にリンは足を前にふらつかせた。
リンはハッとした。
これは、早く行け!というサインなのだ。
どこまで辱めれば気が済むのだろうか…リンは悔しながらも仕方なく走り始める。
長い黒髪が汗で額や首にへばりつく。ポニーテールでよかった。
いまだ続く胸へのブラの振動に我慢するため、胸の前でバッグを抱きながら走る。
これなら振動による蹂躙に耐えやすいが、逆に、シャツを通してバッグがブラに当たり、振動がより明確になってしまう。
リン「んくぅぅ…!」
何とか耐えながら進む。
人通りは少ないが、無いとはいえない。ちらほらとすれ違う人々が常にいる。
口を必死に結んで悲鳴を耐える。
恥じらいに身を染めた美しい少女の姿を、すれ違う人々が思わず目で追う。
隠そうとすればするほど好奇の目が寄せられてしまう事にリンは気付いていなかった。
ジャスト1分前で、リンはようやくマンションの前に着いた。
疲れと淫具による蹂躙で、息は絶え絶えだった。
身体は汗でびしょ濡れで、薄いシャツの上からでも彼女の黒いブラと肌が透けて見えるほどだった。
リン「やだ…」
呼吸が落ち着き、この姿にリンは恥ずかしがりながら、胸の前に抱いたバッグをギュッと抱いて歩き、自分の部屋に向かう。
と、ポストに何か小さな郵便物が入っていた。
差出人の名前が無い。
不安を感じながら、それを持って家路に着いた。
家に着き、大きくため息をついた。
今日もいっぱいいやらしいことを。。
家に帰っても気が重かった。
リン「そうだ、、郵便物。何かしら?」
郵便物の周りのテープを外し、中を見る。
そこには、小さなケースと手紙が入っていた。
まず手紙を読む、リンの顔が見る見る硬直する。
『お前に渡すものがある。明日はこれを塗って、髪はポニーテールにして、服装は薄手のキャミソールシャツにミニスカートにしろ。授業が終わった後、A駅の、18時のB行きの電車の4両目に乗るんだ。拒否は許さん。風呂も…分かってるな?』
リン(これは、、アイツから…! この前痴漢された車線だ。また、あんなひどい事を…。それに、、あたしがキャミソールシャツを持ってることまで知ってるなんて…! 何て、事…。それに、塗る、って一体!?)
慌ててケースの中を見る。
ピンク色の口紅だった。拉致されて痴漢に無理やり塗られたあの口紅だ。
それを見てあの日の恐怖が蘇ると共に、これからの辱めを想像して不安と恐怖でいっぱいになる。
リン(電車の中で、、また痴漢して、、体の匂いまで、愉しむ気なんだ…! その後、またさらわれちゃうの? 口紅を塗らせてまであたしで愉しもうと…ひどいよ!)
リンは咽び泣く。
・・・・・・
調教3日目。
今日も昨日ほどではないが暑い日だ。だが空は重く曇っていた。。
リンは男の命令どおりの服装…水色の薄手のキャミソールシャツに白の膝上丈のミニスカートで、髪をポニーテールに結んだ。
やはり昨日も監視されていたのだ。それで、ポニーテールの自分を見て、気に入ったのだろう。
さらに自分がしているブラには肩紐がないゆえ、肩はキャミソールシャツの肩紐を除けば剥きだしになってしまう。
痴漢の魂胆に気持ち悪さを感じる。
そして、痴漢に送られた口紅を持ち、自分の唇に塗った。
リンの唇が綺麗なピンク色に染まる。
少し綺麗に見え、だが今日のリンはその嬉しさはない。
むしろ、痴漢の暴虐を加速させる、満足させるための道具だと分かって、怯え嫌悪感が支配する。
だが仕方なくリンは大学に向かう。
友達には普段塗らない口紅を塗ったことに驚かれ、綺麗だと賞賛されたが、やはりリンは喜べない。
この後訪れる、自分を暴虐するための道具だから…。
この日もいやらしいことをされた。
今日は授業は3コマで、友達と一緒なのは1コマだけだったが、その1コマでいやらしいことをたくさんされ、屈辱を感じながら、心配してくる友達を何とか笑顔でなだめた。
いいかげん我慢ができなくなりそうだ…。
中休みの時間はなるべく一人で行動し、お昼はコンビニ弁当を人のいないベンチで一人で食べた。
その間にも淫具に一度襲われる。
平穏な時間が欲しい…。
リンは切にそう思った。
何とか今日も大学を終え、しかし帰宅はできない。
これから電車に乗らなければならない。
この日のために痴漢は入念な準備を施し自分にも命令をしてきた。
リンは内心怯えながら、A駅に向かった。
18時前、やはり駅は込んでいた。
この時間帯は一番込む。
ここに来るまでもリンは淫具に感じ愛液を漏らしてしまった。
リンはトイレに行き、念を入れてティッシュでパンツの愛液を、恥辱を感じながら拭き取る。
これで準備は整った。
ふと、リンは自分の体の匂いを嗅いでみた。
リンの体からは甘酸っぱいような女の体臭がムンムンと匂っている。
どうせ肉迫してくるに決まっている痴漢からは、余裕で匂いを嗅がれてしまう。
恥ずかしがりながら、リンはキュッと口を結んで行く決意をしホームに向かい歩き出す。
このまま身を翻して逃げ出したくなる気持ちを抑え、リンは電車を待つ列に並ぶ。
電車が来て、リンは押されるように中に入っていく。
……
奥側の扉の前にいるリン。
やはり電車の中はきつい。先日と同じくらいだ。
リンは身動きが取れない。
それは仕方ない。窓の外を眺めていた。
と、何者かの手がお尻に触れた。
その手は、いきなり彼女の尻の丸みを愉しむように、スカート越しに尻を撫で擦る。
あのときの痴漢だろうか…恥辱を感じながら、満員の中、リンは手の主を探す。
だが、手の主はリンが全然知らない中年男だった。
リン(全然関係ないの? こいつ…くっ、だったら容赦しないわ!)
と、リンが抵抗しようと小さい手で拳を作ったその時、その拳を他の手に掴まれた。
それは無精髭の20代くらいの小柄な若者だった。フリーターだろうか?
リン(こいつらも複数犯なの?)
構わずリンが抵抗しようとしたその時、
中年「下着、奴隷。写真がどうなってもいいのか?」
その3語で充分だった。
その言葉だけでリンは凍ったように動けなくなり、顔を強張らせる。
自分の弱みを知っている。抵抗できない…。
けど、こいつは誰なのだろう?
あの時の4人の犯人ではない。何がなんだか分からず動揺するリンに、無精髭が耳元で吐息を吐きながら説明する。
髭「フゥッ、落ち着こうぜ、ホウオウレンジャーちゃん。ペロッ」
リンの耳を嬲りながら、彼女の反応と必死に耐える様を堪能する。
しかもさらに何者かの手が、彼女を落ち着かせるように剥き出しの柔らかい二の腕を揉む。
髭のすぐそばに痴漢がいた。痴漢の手だ!
恐怖に身を震わせ、身体を固まらせた。
髭「俺たちはお前のご主人様に頼まれてやってるんだ。無論、他の面子の連絡先も知っている。どういう事か分かるな。」
言わなくても分かる…下手に逆らえば、痴漢の仲間に連絡して、自分の恥ずかしい写真や映像が全て出回ってしまうのだ。
自分を脅す人が増えてしまった…。
リンは全てを悟り悔しげに抵抗を諦め、力を抜いた。
やがてその手は、いやらしくスナップを利かせながらつつーっと彼女の身体を這い、震える彼女の脇、鎖骨、そして胸に行きそうで行かないように際どい位置を撫でて上に這い、喉、首筋、顎筋、頬、髪を撫で、やがてポニーテールで結ばれた髪をつかみ、
リン「う…っ」
うつむき加減のリンの顔を上向かせ、その顔をじっくりと眺めた。
それに対しリンは気丈に痴漢を睨む。
と、中年男がリンの両手首を掴む。その手には透明なビニールテープが握られている。
それを感じ取ったリンは、縛られる!と恐怖を抱き、抵抗しようとし、痴漢が囁く。
痴漢「おいっ、分かってるよな、写真…ハミッ」
悔しがりながらリンは抵抗を諦める。
だが痴漢はリンの耳たぶを甘噛みしたまま離さない。
その愛撫にリンは顔を引きつらせ、悲鳴を上げまいと口を結ぶ。
と、痴漢は甘噛みから口付けへと口を動かし、チュッと彼女の耳にキスをした。
おぞましさと悔しさに痴漢を睨もうとするが、すかさず中年が手練れた動きでビニールテープで彼女の両手首を後ろ手に束ね、しっかりと縛り上げてしまった。
リン「あ…」
抵抗する間もなく、リンは簡単に両手の自由を奪われてしまった。
両手に力を込めてもビクともしない。
丈夫なロープで、しっかりとした縛り方だった。
この前も気になったが、この満員状態の中、良くそんな簡単に手を動かせると不思議に思った。
リン自身はこの満員でほとんど体を動かせないというのに。
…それは、こいつらが痴漢の常習犯でプロだからだ。
男たちはリンが乗る際に、自分のスペースをしっかりと確保し、逆にリンの回りにスペースができないようにどさくさにまぎれて彼女を奥に押し込み、動けないようにしているのだ。
電車に乗る前から男たちの行動は始まっているのだ。
中年「捕まっちゃったね、どうするよ? 正義のヒロインちゃん? チュッ」
癇に障ることを、耳を愛撫しながら囁いてきて、怒りに身を震わせるが、抵抗は許されない。
というより、この満員状態で後ろ手に縛られては気力が使えないため、どっちにしろ抵抗できなくなったのだ。
リン(いや…っ、またこの前のようにひどい目に…)
リンは怯えるが、すぐ目の前で痴漢がいやらしい目で自分の顔を眺めており、何とか気丈な顔を作る。
と、痴漢は片手でポニーテールを掴み彼女の顔を上向きにしたまま、もう片方の指で彼女の喉をゆっくりと這い上がり、
リン「ふぅ…っ」
指を這わせ上下にゆっくり往復する。リンの顔を眺めながら。
リンはおぞましさに顔を引きつらせながら、顔を覗かれているため、気丈な顔をするしかない、何とか耐える。
ポニーテールをつかまれ無理やり上向きのまま固定され、顔を俯かせる事ができず、嘗め回すような視線を間近で受ける、屈辱だった。
そんな姿を見て、中年は満足げに
中年「可愛いな。」
と囁く。
と、中年は顔を下ろしリンの身体に鼻を這わせ、クンクン匂いを嗅いできた。
中年「ああ、たまらない。これがホウオウレンジャーの香りか。」
その行為と言動に、リンは恥ずかしがり顔をゆがめる。
それから痴漢もリンの体の匂いを嗅ぎ、
痴漢「たまらない女の匂いがムンムン臭うぞ。女ならちゃんと身体を洗えよな。」
リン「…っ、(あ、あなたが身体を洗うな、て命令したんじゃない!!)」
そう心の中で毒つくリン。恥辱に身を震わせる。
さらに、
痴漢「綺麗な唇だ。むしゃぶりついてやりたいな。」
耳元でおぞましいことを言い、思わず唾を飲む。
リンが怯んだ隙に痴漢はすかさず彼女の顎を摘み固定し、口紅で綺麗なピンク色に染まった唇を指で撫でる。
リンは気持ち悪さに顔をゆがませ、口をキュッと結ぶ。
その行為も男たちにはたまらない。
と、中年は何か鍵を取り出し、リンに見せびらかす。
中年は怪しく微笑みながら、もう片手を彼女の柔らかい二の腕に吸い付き、撫でる。
この気持ち悪い感触に、ゾクリと身を震わせる。
さらに中年はゆっくりとした手つきで彼女のスベスベな肌を堪能するように撫で動かし、二の腕から肩に移動し、キャミソールシャツの肩紐を摘み、それをゆっくりとずらしていく。
その行為を顔を摘まれた体勢で横目で見ながら、リンは驚き恥ずかしながらも、震えて耐える。
中年の指は彼女の細い腕に沿って肩紐を引き下ろしていく。
彼ら3人はリンの小振りな胸が白日のもとに晒される瞬間を見逃すまいと脱がされていく様子をじっと見守っていた。
リンはストラップレスのブラジャーをしていた。
そのためキャミソールシャツの肩紐が無くなると、
たちまち白くなだらかな肩がすべて露わになる。男達のギラギラした視線が、剥き出しにされた肌に容赦無く突き刺さった。
リン(嫌っ!、やめて)
なんとか抵抗しようとするがまるで身動きが取れず、キャミソールシャツは今やリンの胸に辛うじて引っ掛かっている状態だった。
背後から伸びた手が、あくまでゆっくりとキャミソールシャツの胸元を摘んだ。
中年はまるで壊れ物を扱うように慎重に胸から生地を剥がしていく。
3人の男が固唾を飲んで見守る中で行われるその行為は、まるで何か厳かな儀式が執り行われているようであった。
リン(あ、駄目…)
彼女は漆黒のブラジャーが剥き出されるのを、恥辱に震えながらただ黙って見ているしか
無かった。
思わず静止しようと声を上げようと、だが彼女の顔は痴漢の両手で掴まれ固定され、唇は撫でられ口を開けられない。
猿轡代わりのこの行為に、リンは身を震わせる。
リンのブラに包まれた、小振りだが形の良いバストが完全に姿を現すと、男達の口から次々にため息が
洩れた。
リンは恥ずかしさに真っ赤になった顔を背け、襲いかかる屈辱に耐えた。
完全に白い肌が剥きだしになり、その姿に目を見張る男たち。
その事に思わず身を縮こませるが、反応して声を出すことも表情に出すこともできない。
そんな事しようものなら、顔を眺め唇を撫でまわしている痴漢を喜ばせるだけだ。
中年の手は剥きだしになった彼女の背中のブラの後ろの帯に到達すると、
ガチャッ
音がしたと同時に彼女の胸を拘束していたブラが外され、胸がスーッとした。
リン「あ…っ」
意外な展開だ。5日間は我慢しろ、と言われたブラが外されたのだ。
絶対に裏がある。また施されるのでは…?
そう思ったが、その思いを感じ取ったか痴漢は、
痴漢「安心しな。もうブラは着けねえよ。」
と言った。ますます分からない。
痴漢の魂胆が分からず、不安でいっぱいだ。
他人にブラを外され屈辱だった、さらに、生の乳房をプルンと、白日の下に晒してしまったのだ。
その小振りだが形の良い、白くスベスベする弾力を持った乳房、その頂点にツン、と立つ乳首。
と、中年の手が乳房に伸びる。
リン「う…っ!」
その乳房を指で触れてその手触りを楽しみ、さらに揉んで弾力を堪能する。
しばらく揉んだ後、乳首が腫れ上がったのを確認し、乳首に指を伸ばす。
しかし中年はすぐには手を出さず、まず乳輪を指で撫で這い、散々じらして、やっと乳首に触れる。
乳首を撫で擦り摘み、その手馴れた愛撫にリンはたまらず顔をゆがませる。
顔を摘みリンの顔を眺めていた痴漢は、彼女の表情を見て満喫していた。
異様な光景に屈辱を感じるが、胸も表情も隠すことなどできない、耐えるしかないのだ。
中年は、満足したようにキャミソールシャツの肩紐をゆっくり丁寧に掛け直した。
彼女の乳房がキャミソールシャツで隠されたが、愛撫で腫れ上がった乳首が、シャツの上からでもありありと見える。
さらに中年は、ブラを手に取り、それをまじまじと見た。
痴漢に顔をつままれながら、横目でそれをちらちら見て、平静を装いながら顔を赤らめるリン。と、
痴漢「恥ずかしいだろ。」
リン「っ…」
胸のうちを発表され、中年も髭もリンの顔を眺め、リンは悔しげな顔をする。
そのブラは突起部が溶け出した粘液で濡れていて、なんとも滑稽だった。
中年はそれを彼女に見せ付けるようにまじまじと見て、大げさに匂いを嗅いで、満足げにため息を漏らして、さらに舌で舐める。
リン「っ…(やめて…っ!)」
さすがに恥ずかしさを抑えきれず、顔を真っ赤にして目を瞑る。
と、その瞬間を待ちわびたように痴漢が顔を近づけ、指でたっぷり堪能した唇を、自分の唇で塞ぎ、キスをした。
リン「ん…っ!」
目を瞑ってしまったリンはその接近にも気付かず、守り通してきた唇をとうとう奪われてしまった。
将来の、大事な人のために…そんなささやかな夢もぶち壊しにされてしまった。
思わずリンは顔を外そうと抵抗して、だが
中年「写真、動画。大人しくしろ。」
それだけで大人しくせざるを得ない。
涙を流しながら男の無遠慮な口付けに身をゆだねる。
電車が駅に近づき、減速する。
男は唇と舌を使い彼女の唇を吸い擦り舐めまわす。
あまりの暴虐に自由な鼻から息を漏らし抑えられた首を若干横にふり、やめて!というサインをする。
しかし、痴漢はそんなことを気にも留めずリンの唇を味わう。
やがて、2分近く経っただろうか、電車が駅に止まった頃、リンの口をやっと解放した。
リン「んはぁっ、はあっ…!」
ガララッ
解放された口で苦しげに呼吸するリン。
やはりその音は電車の扉の音で掻き消される。
だがリンはそれよりもキスをされたことにショックを受けていた。
初めてだった。それが、こんな男に…。
そして気付かなかった。痴漢にあってからずっと髭に痴態を写真に撮られていることに…。
自分がいる扉の反対側の扉が開き、人が乗り降りする。
この駅には1分ほど止まるらしい。
と、痴漢たちは降りる準備をし、リンを引っ張って降りる。
意外だ。また終点近くまで引っ張りまわすものかと思っていたからだ。
今日は早く終わってくれる?
そう淡い希望を抱いた。しかし、そんな希望は、本当に甘いものだと、後に思い知らされる。
駅に降りた痴漢たちとリン。男たちはリンを囲むように歩いていた。
リンは後ろ手に縛られているが、そのビニールテープは透明で、傍目には手首を縛られているようには見えない。
まあ、良く見れば分かるものだが、この大勢の人混みではとても気付かれないだろう。
男たちはリンを物陰に連れて行き、リンは男たちを見上げて怯えるが、気丈に振舞って睨む。
それがとても可愛らしい。
すると、痴漢は何やら小さな器具を取り出した。
スポンジ玉だ。だがただのスポンジ玉ではなく、球面の片側に、歯列矯正器のようにゴムで覆われた金属の棒が2列並び、上下の棒を繋ぐフックを外すと、金属バーはガクンと大きく上下に開く。
リン(なに?、、一体、それは何なの…?)
滑稽なものを自分に施されることを悟ったリンは、正体不明な器具に怯え、せめてもの抵抗に痴漢を睨む。
それを見て男たちは嘲笑した。悔しがるリン。
睨んでも男たちを喜ばせるだけだと思ったリンは、顔をうつむかせる。と、
いきなり痴漢が彼女の顎を摘み上向かせた。
そしてそのまま無表情でリンの恐怖にゆれる瞳を睨み、
痴漢「口を大きく開け。」
と言った。聞いて理解した。これは猿轡だ。
滑稽な猿轡をされることを悟り、嫌悪感と恐怖いっぱいの顔をしたが、痴漢は動じない。それどころか、
痴漢「早くしろ。写真がどうなるか…」
と命令に従わそうと催促する。
仕方なくリンは口を大きく開け、すかさず痴漢の手が動く。
口腔の奥にボールを押し込むと、痴漢は歯列矯正器のような金属バーをまず上側の歯に、
次に下側の歯並びにあてがった。バチン、バチンと音をたて、固定していく。
リン「うぅっ‥‥ひふぅぅ」
驚いたリンが呻くが、別に痛くはないらしい。
最後にバネ仕掛けを戻して2本のバーを閉じると、上下の歯が引っ張られ、リンの口は大きなスポンジ玉を飲み込んだまま開かなくなった。
リン「んん‥‥んーぅ。」
痴漢「ふふ、いい光景だ。声が出せないだろう。これはな、」
満足げに彼女の顔をつまんだり唇をめくって指差しつつ、痴漢が丁寧に説明していく。
この猿轡の最大の特徴は、頬に食い入る革紐が無い事だった。
このタイプは唇の奥を覗かない限りボールギャグを見抜けない。
歯を固定するため悲鳴も出しにくく、さらに舌や口でボールをずらしたり吐きだすことも不可能なのだ。
声を出せなくされ、この状態で一体自分をどうするつもりなのか、、考える事さえ心が拒む。
痴漢「さ、行くぞ」
リンを連行する。帰りの電車に乗るのだろう。
だが、予想外に、男たちはさっき降りたプラットホームに戻った。
もうすぐ急行が着く。
帰るものだと思っていたリンは、男たちの行為に不安がり、猿轡された口からくぐもった声を出す。
だが、そんな抵抗をやすやすと抑え、唇に人指し指をつけてシーッと静かにするようなジェスチャをし、さらに
痴漢「黙れ。大人しくしろ。」
そう命令され、リンは仕方なくされるがまま連行されるしかない。
リン(やだっ、、どこに行くの?)
怯えを隠せないリン。
急行がやってきた。中は満員で、開いた扉の中に男たちは無理やりリンを押し込んだ。
またさっきの満員の中に戻ってしまった。
リンは恐怖に震えながら男たちの行動に注意した。
と、いきなり中年が彼女のブラを外された乳房を、シャツの上から握った。
リン「んぅ…っ」
凄い刺激だったが、強力な猿轡のおかげで悲鳴はほとんど漏れなかった。
乳房をいやらしく強く、かつ繊細に揉み込むその手つきにリンはひとたまりも無かった。
片手で乳房をもみながら、やがてキャミソールシャツの広い脇袖から中年はもう片手を差し入れ、つつーっと指を這わせる。
縛られたリンは、悲痛な面持ちで我慢するしかない。
と、指が生の乳房に触れ、シャツの上の揉みをやめたと同時にシャツの中の手を動かし、その生の感触・柔らかさを味わう中年。
中年「いい手触りだ。18歳だっけ? ちょうどいい若さだよ。大人になる手前の…たまらないよ。ベロッ」
リン「んっ…!」
耳元で淫らな言葉を吐き、さらに最後に彼女の耳をべろりと舐め、顔を真っ赤に染め目を瞑りうつむいて耐える。
その手業にリンはたまらなかった。
乳首が固くなり、それを感じ取った中年は乳首を摘み擦った。
身体を震わせて必死に我慢するリン。
と、今度は痴漢が動く。
痴漢の手にはあのリモコンが握られていて、恐怖が蘇る。
リン「(いや、、また、バイブであたしを…やめて、、やめ、ああっ!)んぅうっ…!」
尻のバイブがうねり弱振動をする。
またバイブで嬲られてしまった。
・・・・・・・・・・・
その後、終点近くまで電車内で中年による胸の愛撫と痴漢によるリモコンでの陰部・尻の蹂躙に苦しむ。
電車を降りて逆方向のホームに連行され、また自分の最寄り駅までの2時間、電車内での辱めを受けた。
結局、計4時間近く、この前よりも長時間電車内での辱めを受けてしまった。
最後に髭がリンの耳元で囁く。
髭「いい絵をたくさん撮らせて貰ったぜ。カメラでな。」
リン「っ…(しまった…)」
またリンは気付かないうちに痴態を写真に撮られてしまった。
また自分を脅す質が増えてしまった…。
呆然としているリンの口に痴漢が手をかけ、その口に施した猿轡を外した。
リンは反応しない。
口の中から涎まみれの猿轡が取り出され、涎が糸を引く。
それを見てリンは顔を赤らめて、目をそらす。
痴漢(くひひっ、こいつは本当に、どこまで可愛らしい反応をするんだ。嬲りがいがある女だ。)
満足げに痴漢はその猿轡を仕舞い、電車がA駅に着いた。