蜘蛛の巣に掛かった蝶~3.複数蹂躙
さて、肝心の敵はというと、相変わらず少し離れたところにいて、降りる準備もしない。
乗ってからまだせいぜい20分弱だろうが、リンには数時間にも思えた。
リン「っ…(一体どこに行くつもりなの、、まだ降りないの? このままじゃ…あたし…)んふっ…!」
痴漢は再び胸を揉む、しかもブラ越しにだが乳首を摘む様に指を動かす。
凄まじい強烈な感触にたまらず手で痴漢の手を掴むだけでなく、目も胸の方に向けた。
屈辱と痛みから、目から涙がこぼれる。
意識を胸に集中させたことを確認した筋肉男は、そっとまだ自由な右手をリンの後ろに回し、裾からシャツの中に手を入れ、そーっと上に上がった。
背中をリンに気付かれないように、そっと彼女の胸の高さまで上げ、手早く何かをし、リンは気付いた。
しかしもう遅い、筋肉男は素早く何かを抜き取った。
リンは胸に何かが走り、そしてスーッとしたような感触をした。
抜き取ったものを見た、パンツと同色のブラジャーだ。
リン「…っ!!」
何と、筋肉男はリンが痴漢の胸の蹂躙に気を取られている内に、今度は後ろの裾から手を忍ばせ、手に持った小さいハサミで彼女のブラの紐を切り、そして手で強引に引き抜いた。
手で押さえる暇も無かった、迅速で的確な行為だった。
一体いつの間に、男たちの見事な連携行為に、リンは何ともいえない屈辱を感じる。
筋肉男は、無理やり剥ぎ取ったブラをわざわざリンの目の前でいやらしく音を立てて匂いを嗅ぎ、満足したようにそのブラを自らのバッグに仕舞う。
ブラを取られてしまった事に動揺するリン。
この男は取り上げたそのブラをどうするのか、おそらく後でオカズに一人で楽しむ姿が容易に想像でき、恥ずかしくてたまらなかった。
さらに今度は痴漢が、リンが呆然としている間に、いつのまに彼女のシャツから出した左手で、そのままスカートを再び捲りはじめた。
我に返ったリンは、再びの余裕すら感じる行為に怒り、痴漢の左手を防ぐ。
しかし痴漢は巧みにそのガードをかいくぐり、しつこく何度もリンのスカートを掴もうと捲くろうとする。
リン「いいかげんにして…!」
周りに気付かれないよう、リンは小声で痴漢に、筋肉男に言った。
その時、痴漢の手の動きがやんだ、右手は相変わらずお尻に吸い付いていたが。
リンの言葉が効いたのか、しかしそう思った矢先、、
ガチャリッ
何か金属音がしてリンの掴まれた左手首に何か嵌められた感触がした、、
言い表せない不安感を感じ、ぎゅうぎゅう詰めの中で慌てて自分の左手を見た。
相変わらず筋肉男の左手に掴まれ、、それだけではなかった。
手錠を嵌められていた。
まだ左手だけであるが、そこに嵌められていたのは、確かに手錠だった。
この手錠は2つの輪の間に鎖が無く、さらに図太く丈夫そうな金属の感触は、かなり拘束力が強そうだ。
2つの輪は平行にも垂直にもなり、自由に動くようになっていたが、輪の間の金属は輪よりも太く、頑丈そうだ。
見たことも無い頑強な手錠を左手だけとはいえ嵌められ、もはや敵を気にするどころではない、このままでは得体も知れない痴漢たちに連れて行かれてボロボロにされてしまうのではないか。
そう感じたリンは助けを呼ぼうと声を出そうと息を吸い、すかさず右手でリンの左手首を掴んでいた筋肉男が左手で彼女の口を塞いだ。
リン「んぅ…んっ…!」
その手を振りほどこうとするが、筋肉男の手は強く、さらに痴漢がすかさず耳元で囁く。
痴漢「動くな、喚くな。喚いたらどうなるか…考えてみろ、ホウオウレンジャーさん」
その言葉にリンはハッとし、抵抗を弱めた、こいつらは自分の正体を知っている。
生身で戦うこともあるから、知っている人がいても不思議ではない。
こいつらはどこかで見た事がある人たちなのだろう。
さらに痴漢は口を塞がれたリンの耳元で、今度はいやらしく彼女の耳を舐め、口付けし、息を吹きかけながら囁く。
痴漢「チュッ お前を駅で見つけた時から レロッ 目を付けていたんだよ。フウッ 何かを追って見張っているような感じだったから、もしやと思ったんだ。 フウッ お前、敵を追跡している最中なんだろ? チュッ いいのか? レロッ 声を上げて皆に敵に気付かれて、そうしたらどうなるか…チュルルッ」
リン「…っ!」
耳の蹂躙に身を震わせる口を塞がれたリンは、目を付けられていた事に驚きながらもどうすることもできないことを悟り大人しくなった。
耳を嬲られてビクッと動き声を上げそうになるが、筋肉男がしっかりと口を塞ぎ、声を出せないようにしている。
それをいいことに、さらに痴漢は尻をゆっっくりと揉みながら耳元でそっと、諭すようにゆっくりといやらしく、再度脅しをかける。
痴漢「フウッ 敵が暴れ、 チュッ 皆殺されるだろう。 フゥー けど レロッ ここでお前が敵に気付かれないように大人しくしてれば、 チュッ 他人に犠牲者は出ない。 ハミッ それでも自分が助かるために、 レロッ 助けを呼ぶか? ん? 正義のヒロインちゃん♪ チュルルルッ」
リン「んっ…んふっ…ぅ…!(も、もうだめ…あたし、、これ以上抵抗できない…)」
もうリンは諦め力を抜いた。
痴漢「よーし、、いい子だ。 チュッ」
痴漢はリンの髪を撫で、最後に頬に口付けした。
筋肉男はやっとリンの口を塞いでいた手を離し、その際にあざとく彼女の唇を撫でていった。
そして痴漢は髪を撫でた手をゆっくりと下ろし、顎、首筋、細い肩、背中、腰とゆっくりと撫でて行った。
二人の痴漢のいやらしい行為、冷酷な脅迫に身を震わせながら、もはや助けを呼べない、抵抗も満足にできない状態にされたリンは、これからされるであろうひどい事に怯える、と、
筋肉男はリンの左手に嵌めた手錠を左手で掴み、右手でリンの右手を掴もうとした。
リン「ぃや…っ!」
とりあえず一切の抵抗を封じられたわけではない、敵にばれなければいいのだ。
だが手錠をされては終わりだ、リンは手錠だけはかけられまいと右手を必死で動かし、男の右手から逃れる。
それを見た痴漢は、リンのお尻を掴んだ右手の指を彼女の尻の割れ目にパンツ越しに思いっきり突っ込んで引っ掻いた。
その凄まじい感触にリンは条件反射的に右手をお尻に回し、そこで筋肉男の右手に掴まれてしまった。
リン「あ…っ!(し、、しまった…)」
とうとうリンの両手を捕まえた筋肉男は、その図太い腕でリンの必死の抵抗をものともせずに彼女の細い両手首を後ろに回して組ませ、右手にも手錠をかけ、鍵を閉める。
ガチャッ チキ
リン「あぁ…」
リンの口から、何とも言えない無念さを含んだ声が漏れた。
ついにリンは腕の自由を奪われ後ろの、腰の位置で拘束されてしまった。
しかも後ろ手であり、満員電車の状態を加え、リンは全く抵抗ができなくなったといても過言ではない。
なぜなら、身体を縛られた以上、抵抗は声を上げることでしかできないが、今敵が同乗している状態では、リンは声も出せない。
見えない猿轡をされた様なものだ。
自由を奪われたリンは大人しくするしかなかった。
それで余裕ができた筋肉男は、再度リンのスカートに手をかけ、ゆっくりとした動きで彼女のスカートをめくり始めた。
太ももが見える、さらに今度は痴漢が、左手でその太ももを優しく撫で擦り始めた。
リン「ぃ…っ!」
その感触に身を震わせ、すかさず手でその愛撫を防ごうとしたが、
ガチャリ
手錠で結ばれた手首は後ろの腰で組まされたまま全く動かせず、拘束されたことを再自覚されただけだった。
痴漢「無駄だ、お前はもう動けないんだよ。諦めろ。」
淡々と囁く痴漢の耳元での囁きを聞き、どうすることもできない状況に、リンはたまらず唇を結ぶ。
その表情に、痴漢は気を良くし、さらにリンの内腿を中心にそっと撫で付け、
たまらずリンは、まだ自由な足を閉じ、少しでも痴漢の手に触られないようにした。
しかしリンの細く柔らかい足は、いくら閉じようが完全に閉じ込むことはできない。
痴漢はそれでも無理やりリンの閉じられた太ももの間に指を差し込み、撫で擦る。
痴漢「いい感触だ。」
リン「…っ!」
柔らかく手触りのいい内腿に挟まれる感触に満足した物言いに、だがリンは腿を閉じる力を緩めず、股間への侵入はせめて防ごうと頑張る。
そんな無駄な努力を必死にする健気さに、痴漢は可愛らしいと思い、満足げに微笑む。
と、また駅に近づいたのか電車が減速した。
そのせいで電車ががくんと大きく揺れ、リンは思わず足を開いてしまった。
しまったと思い、再び足を閉じようとした時、内腿に人の足の感触が。
痴漢はリンの足が開いた隙を逃さず、素早く自らの足を彼女の足の間に入れ、もう閉じられなくしてしまった。
リン「あ…(そ、、そんな…)」
足を無理やり閉じられなくした痴漢は、悠々とリンの内腿を撫で擦り、スカートが上がるにつれ愛撫も上に上がっていくようだった。
わずかな隙を突かれた、しかし偶然起こったためにできた隙だ。
だが男たちはそんな些細な彼女の隙を逃さず、リンを陥れ苦しめてきた。
あまりに完璧な、周到で狡猾な男たちの行為に、リンは恐怖した。
このまま男たちのペースに嵌ったまま捕われてしまうのではないか、、気丈なリンもさすがに怯えの色を出す。
どんなに嬲られても気丈に抵抗し、何とかならないか考えようと、希望を持とうとしたが、男たちは巧みな連携で、さらに周到で狡猾な手口で彼女を貶め、抵抗を封じ考える暇すら与えず、一枚一枚希望を剥ぎ取っていった。
リン(どうしよう…どうなっちゃうのかしら)
リンはどんどん弱気になっていき、首を落とす。
スカートはもうパンツが見えるか見えないかの、太ももの付け根まで捲くられていた。
諦めたようにがっくりと首を落とすリンは、それを見て口惜しさを感じた。
余裕を感じられる本当にゆっくりとしたスカート捲くりに、太もも、特に内腿の柔らかい部分を撫でられる感触とそのいやらしい手付きにである。
リン(あたし、、一体なんて事をされてるの…)
いやらしい事を黙ってされるがままになり、リンは涙を流す。
ついにパンツが見えるようになるまでスカートが捲くられ、痴漢は脚の付け根の内側の、女性の大事な部分のすぐそばを撫で付けた。
やがて愛撫の手を上に上げ、股間に及ぶのではないかと、リンは震え、そして身構えるように身を強張らせた。
しかし痴漢は大事な部分には触らず、リンの太ももの後ろの付け根の、そう尻のすぐ下に左手を置き、パンツの下の端に沿いつつーっと指をゆっくりと這わせる。
時折パンツの布の中に指を入れ、彼女の尻の柔らかさを堪能するように愛撫する。
完全に彼女のスカートを捲り上げた筋肉男は、スカートの裾を彼女の腰の、スカートの腰部にはさんで落ちてこないようにした。
リン「く…っ!」
パンツのお尻を完全に晒されてしまった事に、屈辱で憤り、くやしそうに歯を噛み締める。
痴漢の右手は相変わらずリンの尻にあったが、先ほどまでの激しい蹂躙は影を潜め、まるでパンツの布の感触を確かめるようにそっと手を這わせ、やわやわと撫で付けていた。
やがて、痴漢の左手は、非常にゆっくりとした動きでリンの尻の下部から割れ目に進み、割れ目に沿って下へと進み、つつーっと指を這わせて、そのまま後ろから股間の前の方に進み、やがてある一点で指を止め、その周りを円を描くように撫で、それからその一点をとんとんとそっと触れる。
今度は急所を嬲られる事に恐怖するリンは、唇をわなわなと震わせる。
痴漢はしばらくその動きを続けた。
減速してからしばらく経ち、電車が駅に着こうとした。
最初は大人しくしていたリンも、股間に刺激を与えられていく内に、吐息を漏らし、身体をもどかしそうに震わせていった。
男の愛撫に体が感じてきたのだ。
痴漢(ふふ、そろそろかな…)
すると痴漢が筋肉男に目配せをする。
筋肉男がリンの両肩をしっかりと抑え、動けないようにした。
リンは大事な部分を探り当てられ、絶頂を味合わせられようとしている事に怯え、唇を震わせる。と、
痴漢「怯えているのかい、お嬢ちゃん」
からかうように囁かれたリンは怒り、痴漢を睨んだ、その瞬間、
リン「うあっ!」
ガララッ
駅に着き、扉が開いた。その音で、またリンの悲鳴が掻き消えた。
痴漢は素早くパンツの裾から指を差し入れ陰部に指の一本を挿入した。
一瞬の出来事だった、抵抗する間もなかった。
たまらず離そうと抵抗するが、両肩を筋肉男に捕まれており、ほとんど動けない。
さらにその動きがリンの陰部を、指を掻き雑ぜるような刺激を与える。
駅に着き、また人の乗り降りがする。
そのための人の移動に押され、その振動でリンの陰部の指が掻き雑ぜるように動き、その刺激にリンは反応し、声を上げる、その前に素早く筋肉男が片手を彼女の肩から離し、口を塞いだ。
リン「ぅうっ…んむぅ…っ!」
とてつもない事を車内でしているにも拘らず、何とも見事な連携で、周りに気付かれないようにしている。
そして、痴漢は素早く指を陰部内で掻き回し、一気に指を引き抜いた。
リン「んむふぅっ!!」
ガララッ
あまりの刺激に、口を塞がれながらも声を漏らし、絶頂を迎える、しかしまたもタイミングよく扉が閉まる。
痴漢がパンツから指を引き抜いた、筋肉男もリンの口から手を離した。
口を解放されたリンは、息苦しそうに吐息を漏らした。
と、痴漢はその指をリンの目の前に運んだ。
リンは思わず目を逸らせた、しかしすかさず筋肉男が口を塞いでいた手で顎をつまみ、無理やり痴漢の指を見せた。
その指はリン自身の愛液で濡れており、リンはこれが自信の体から出たものだと信じたくない、という顔をした。
すると、痴漢はその指同士をくっ付けたり離したりして、リンに見せ付けるようにその粘液の糸を何度も作って見せた。
痴漢「わかるよな。これはお前の股間から出たいやらしいお汁だ。」
リンは認めたくなく、小刻みにイヤイヤをした。
しかし痴漢はダメ押しとして、その液の匂いを盛大に嗅いだ。
痴漢「クンッ、ふふ、たまらないな、甘酸っぱい女の匂いだ。痴漢されてこんな液を出すなんて、いやらしい子だ、お前は。」
リン「いやっ、やめて…!」
痴漢のあまりに恥ずかしい行為と卑猥な言葉に思わず小声で反抗したが、この愛液は事実で、否定しようが無いことは自身が一番良くわかっている。
リンは涙を流す。
気丈な戦士でも、こうした事に関しては清らかな乙女なのだ。
男たちはリンの女としての弱さを徹底的についているのだ。
さらに痴漢は、リンの胸に指をさし、それを見たリンは驚いた。
乳首が薄いシャツの下から浮き出ているのだ。
ブラを引き抜かれ、さらに絶頂を味合わされたことで、リンの乳首は薄いシャツ越しからでも分かるほど肥大し硬くなっていた。
それを見せた痴漢は、リンの耳元で息を吹きつけるように囁く。
痴漢「見てみろ、お前の乳首を。ビンビンじゃないか。感じたんだろ?」
リン「や…っ、言わないで…」
彼女の否定の言葉も段々弱くなってきた。
もう少しだ、、痴漢は確かな手ごたえを感じた。
痴漢たちはリンの身体だけでなく心をも蹂躙し尽くすつもりなのだ。
そしてさらに痴漢はリンの愛液で濡れた手をリンの捲くり上がったスカートで拭き、その手はリンの剥き出しの二の腕に吸い付いた。
ノースリーヴシャツのため剥きだしになった左の二の腕にそっと触り、さらにその手は二の腕の内側の脇に向かってゆっくり這い、その愛撫にリンはおぞましさで震える。
抵抗しようにも満員状態の上縛られていては大して動けない、怯えながら成り行きを見るしかない。
やがて痴漢の左手は脇からノースリーヴシャツの腕の通しの穴の中へと蛇のようにつつーっと這い、再びシャツの中に指を入れる。
そしてその指は胸へと向かう。
リン「んやっ…!」
痴漢の目的をようやく理解したリンは抵抗を強めたが、痴漢の手を防ぐには到底及ばなかった。
痴漢はそんなリンをあざ笑うかのようにゆっくりとリンの脇を這い、時折指をトントンとノックし、彼女の反応を楽しみながら脇の柔らかさを堪能した。
そして指はリンの胸の付け根に付いた。
彼女の小さな抵抗にお構いなしに、痴漢は胸の付け根を指でつんつんとゆっくり突き、さらに親指と人差し指を開き、親指を彼女の乳房の上の方に、人差し指を下の方に、それぞれ付け根に沿い這わせていった。
リン「ぁ…ぁあ…ぃや、、、やめて…っ!」
蛇のような気持ち悪い愛撫にリンはおののき、目を瞑って小さな声で懇願する。
痴漢はそんな彼女の反応に満足しながらさらに指を這わせ、やがて左手の指で彼女の左乳房を包んでいるようだ。
薄いシャツの上から手形とその蛇のような動きが見え、それがさらにおぞましい。
そして痴漢は指を乳房の付け根から中心に向かい手を這わせていく。
親指と人差し指だけでなく、中心に向かうにつれやがて中指、薬指と、彼女の乳房をなでる指が増えていく。
このまま乳首まで到達するかと思ったが、痴漢の指は乳房の中腹あたりで止まり、少し静止した後、、
リン「(な、、何…? いやぁっ!!!) ぅ…んっ!」
リンは悲鳴を上げそうになるのを辛うじて堪える。
乳房の中腹辺りで止まった指に少しずつ力を入れて握り、それに伴い少しずつ指が彼女の柔らかい乳房に埋まる。
痴漢はまたゆっくりとリンの胸を揉み込んできたのだ。
先ほどはブラ越しだったが、今度はもうブラは引き剥がされ、生乳を揉まれている。
痴漢は先ほどのお尻と同じような屈辱を味合わせた。
さらに調子付いた痴漢は、単調に揉むだけでなく、リンの乳房を指で撫でて這い回りながら揉んでくる。
先ほどよりも強烈な感触に、リンは身を縮こませる。
さらにシャツの上からは、シャツの下での指の愛撫が、まるで蜘蛛が這い回っているようなおぞましい光景で、その事は実際の屈辱を倍にしてリンを苦しめる。
やがて、指の動きが止まった、と思いリンは安心した刹那、痴漢の指の一本が素早く動き、彼女の固くなった乳首に擦る様に命中し、リンは首を仰け反り悲鳴を上げ、ようとして歯を必死で噛み締め唇を結び何とか耐えた。
しかしそれでも漏れるリンの可愛い小さな悲鳴に、痴漢たちはエクスタシーを感じる。
さらに痴漢の指は、今度はゆっくりと乳房を這い上がり、乳首をやさしく撫でた。
痴漢は今度は、リンをびっくりさせないようにあくまでゆっくりと指を這わせ、乳首の周縁部をやさしく円を描くように撫で、時折乳首に触れ、摘む。
今度は急な刺激は無い、淡々な愛撫なので、何とか悲鳴は堪えられるが、ゆっくりとしたやさしい愛撫が逆に彼女の焦燥感を誘い、そしてそれをどんどん高めていく。
いつの間にか痴漢の右手はお尻を優しく這い、さらに時折割れ目に沿って下に降り、陰部あたりをそっと撫で付ける。
まるでとろ火でじわじわとあぶられているような、怪我した部分のかさぶたを取りたくても取ってはいけないような、何とも言えないじれったい感じがし、そう正に、蛇の生殺しを受けているような状態なのだ。
実際には短いが、リンにとっては長い生殺し愛撫を、満員状態の上縛られて動けないようにされたされるがままの状態で受け続け、彼女の身体は再び熱を帯び、小さな抵抗も段々抵抗ではなく貞操をなくすためのいやらしい動きに、無意識のうちになっていき、それに気付いたリンは自分の浅はかさにショックを受け、涙を流す。
しかし男たちは、リンに泣かせる暇も与えなかった。
今度は、痴漢は尻をなでていた右手を上に移し、パンツの端のゴムに指を這わす。
そのまま指をゴムに沿い後ろから右腰に、それから前へ、そしてまた右腰から後ろの腰に戻り、指をゴムにかけたまま掌を尻にのせた。
リン「…っ(もうやめて…なにするつもりなのよ…! ま、まさか…)」
その感触にリンは身を震わせ、男たちの魂胆に気づく。。
そして、ゴムにかける指に力を入れ、その瞬間、リンの手錠で後ろ手に組まされ結ばれた手でその痴漢の手を掴んだ。
必死の力で痴漢の手を掴むリン。
だがリンの力では痴漢たちの力には敵わない。
その上後ろ手に組まされた不自由な体勢ではうまく力が入らない。
だが、痴漢は無理にリンの手を引き剥がそうとしない、筋肉男に目配せをする。
すると筋肉男は何か紐を取り出した。
それは紐ではなくピアノ線だ、ピアノ線の両端が輪になっていて、両方の輪の付け根には何か小さな四角上の物体がついていた。
それを見たリンは、何のための道具なのか見当もつかない不安と、この道具で何かされる恐怖で唇を震わせる。
まず筋肉男はリンの後ろ手の手錠に輪を通し、四角物体を下に引っ張ると、四角物体は下に引かれ、リンの手首を締めた。
リン(何、、何なの…?)
次に筋肉男はもう片方の輪を素早くリンの頭を通し首にかけた。
リン「や…!」
すぐに筋肉男はリンの後ろの輪の付け根の四角物体を持ち、リンの首めがけて上に上げた。
すると四角物体は上に移動し、それに伴い輪も小さくなり、やがてリンの首に締まった。
リン「う…っ!」
急に喉を圧迫され首を絞められ、苦しくて小さく呻く。
筋肉男は適度に輪をリンの首に絞め、再度下の方の四角物体を締めると、手を離した。
すると、リンの後ろ手は上に持ち上がり、腰の少し上で固定された。
彼女の身体は軽く後ろに反り、まるで胸を強調しているような体制にされてしまった。
後ろ手を下げようとすると、
リン「うっ…ぐぅ…!」
後ろ手とピアノ線で繋がった首がそのピアノ線で絞められ、後ろ手をそれ以上下げられなくなってしまった。
リン(や、やだ、、こんなの…絶望的過ぎる…)
完璧な拘束をされてしまった事に気付いたリン。
痴漢は再度右手をパンツのゴムにかけ、リンはその手を止めようと後ろ手を下げたくても、ピアノ線の拘束で出来なくなってしまった。
また一つ自由を奪われたリンのパンツのゴムに手をかけた痴漢は、パンツをそのまま一気にペロン、とお尻から剥いてしまったのだ。
電車内で、生のお尻を晒している事にリンは恐れおののく。
リン「(や、やだ…なんて、事を…) い!…ぃいっ」
生でお尻を触られるいやらしい手付き、男の手の肌まで感じ取れる感触に思わず小さな悲鳴をする。
最初はスカート越しに、だがスカートを捲くられパンツ越しに、そしてパンツを剥かれ遂には生肌のお尻を撫で擦られる。
さらにブラを取られ、手錠を嵌められ、陰部を直接愛撫され絶頂を味合わされた。
どんどん自分が男たちに良い様に陥れられることに、もう自分は助からないんじゃないかと諦めの心が強くなってしまう。
けど全力で否定しようとする、その心の葛藤をするリンの表情は、男たちにはとても可愛らしくたまらないものだった。
と、鳴りを潜めている筋肉男が何か大小の棒状の物体を取り出していることにリンはまだ気付かない。