蜘蛛の巣に掛かった蝶~11.最終;闘


最終日の朝に目を覚ますリン。
今日は暑くもない本当に清々しい天気だ。
休日である今日は、いつもなら外に出かけるところだが、バイブを仕込まれている状況では、家で大人しくしていた方がいいだろう。
と、メールが届いていたことに気付いた。見てみる。
痴漢からの命令だった。
『今日1日、ノーブラで過ごせ!』
何と、昨日に引き続き今日もまたブラジャーをつけることを禁じられてしまった。
一体どういうつもりなのか、自分を辱めることだけは確かな命令に、リンは悔しながらも着替えてもノーブラになる。
今日は涼しいため、大人しめの服装にした。
紺のブラウスに白の膝丈スカートだ。
どうせこの後痴漢たちに辱められるのだ、せめてもの抵抗を。。
着替えるだけでもバイブと突起の存在を感じる。
ずっと陰部と尻に埋め込まれてるこの状況、、まるで常に男根を挿入されているような錯覚に襲われ、常に屈辱心がする。
けどやっと今日で淫具を外してもらえる。
呼び出しを食らうまで家で大人しくしていよう、と思っていたが、そんな考えは甘かった。
今週はほとんど授業に集中できなかった。
もちろん、痴漢たちによる辱めのせいだ。
しっかり今のうちに取り戻しておかないと。
根が真面目なリンは、今日は痴漢の呼び出しを食らうまで、勉強することにした。
この後痴漢たちに呼ばれて何をされるのか、不安で怖くてたまらなかったが、媚薬による疼きもあったが、何とか勉強することにした。
そうしなければ、嫌なことばかり考えてしまい、押し潰されそうだったから…。
だが、勉強をして何時間か経った頃だった。
もうお昼近くだろうか、急にオーラチェンジャーから呼び出しが。
敵が端の町で暴れているらしい。
行かなきゃ! だが不安があった。
股間に埋め込まれたバイブの存在だ。
これが振動したら…例え振動しなくても激しく運動するだけで激しい刺激に襲われる。
連日の陵辱により股間はすっかり敏感になり、さらにバイブにたっぷりと塗り付けられた大量の媚薬は、そのほとんどがもう彼女の敏感な股間に染み渡り、振動による卑猥な刺激とあいまって、身体は常に熱を帯びてしまった。
そして、股間は熱いだけでなくむず痒い…。
5日前刺激を与えられ間髪入れずに媚薬入り突起付バイブを挿入され貞操帯パンツで封じ込まれ、股間に手を触れることも洗う事もできず、、その後も股間を嬲られて、それに対し放っておく事しかできず、日が経つにつれ媚薬が股間に染み渡りもどかしい思いも放っておく事しかできず、、出た愛液も少ししか拭き取れない、きっとパンツの中は滑稽なほど汚れ臭ってしまっているだろう、、、。
集中的に股間を嬲られ、胸ももう解放されたとはいえ突起で嬲られ貞操帯で封じ込まれ、解放された後もずっとノーブラを強制され、シャツの擦りと周知の視線による辱めを常に受け続けている。
性に関しては純情なリンの心は、もはやズタズタだった。
この状態で敵と戦えるわけがない。。
一昨日の晩、満員電車での痴漢たちの辱めから解放された後の若い男たちに襲われた時のことを思い出した。
体を激しく動かしただけで、バイブは振動もしていないのにその動きに連動されバイブが急所の肉壁を抉り鋭い刺激がした。
挙句の果てに、普段なら軽く倒せるはずの一般人との戦いにも苦しみ、危なく捕らえられそうになった。
敵とまともに戦えるかどうか、、戦闘員にすら…。
いや、それだけではない。
一昨日の若い男たちに襲われたとき、バイブの振動に襲われたのだ、明らかに狙い済ました攻撃…。
あれが、男たちに危なく捕まりそうになった一因でもある。
それが一番たまらなく不安だった。
ここ数日の、淫具による見えない陵辱も、タイミング抜群だった。
一体どこから見ていたのだろう…。
まさか敵と戦っている時まで見えるところまで接近しないだろう、、だが、トイレなど密室で誰も見えない場所でも、タイミングよく辱められた。
敵との戦闘中でもやられるかどうか、、どうやって自分を観察しているか分からない今では、不安を払拭できない。
その上、彼らはダイレンジャーを非常に憎んでいる。
彼女の体が恐怖で震える。
リン(いやっ…怖い…! けど、、けどっ…行かなきゃ…!)
怯えながらも、決意に身を固める。
家を出て、走ろうと、
ヴィイイッ!
リン「きゃうっ!!」
ドサッ
走った途端、いきなり陰部と尻の両方のバイブが強振動をし、あまりの刺激に悲鳴を上げ、倒れてしまった。
リン「くっ…!」
屈辱に顔を赤らめ、拳を握る、、今ので確信した。
あいつらは戦闘中も自分を嬲る気だ!
せっかくの決意を打つ砕いた行為に、リンは屈辱と共に恐怖心が起こり、、
敵に、痴漢に…勝てない、ひどい目に遭う、確実に。。
しかし未だ彼女に残る戦士としての心が勇気を奮い立たせ、恐怖に怯えながらも走る…。
懸命に走った、だがそれによりバイブが容赦なく彼女の股間の肉壁を抉り、刺激に感じ、見る見る汗が噴き出し、頬が染まり、苦しそうなだが甘い吐息が漏れ、着いた頃には、もう絶頂寸前にまで追いやられてしまっていた。
その上、媚薬効果で股間は疼きですっかり燃え上がっている。
これから敵と戦うのに…さっき必死で奮い立たせた勇気もすっかり不安と恐怖でいっぱいだ。
ダイレンジャーの仲間と合流する。
今の状態の自分を見られたくない、顔を隠すような体制になる。
だがそんなリンの行動に一人が異変を感じ、心配して声をかける。
それに釣られ皆リンを見る。
それにリンは、自分のいやらしい異変に気付かれるのではないか、と怯え、何とか気丈に振舞うが、目は合わせられない…。
自分が陥ってしまった状況の深刻さを再自覚する…。
皆が変身する体勢に入る。
だが怯えてばっかりはいられない、リンは構えてホウオウレンジャーに変身した。
光沢のピンクの手足、白いノースリーヴと超ミニスカート、そしてピンクのマスクに覆われる。だが、
リン「くっ…(やだ、、やっぱり、いやらしい下着は着いたままだわ。。)」
スーツの下はやはり淫具パンツを履いたまま、、バイブと突起の刺激を受けながら戦うしかない…。
町ではとても多数の戦闘員が暴れていた。
戦闘員たちはダイレンジャーに気付くと急に一目散に逃げ、町からはずれの荒地へ移動した。
逃げた戦闘員は追わない方がいいと思ったが、戦闘員たちは逃げながらも町を攻撃したので、止めようとダイレンジャーも追う。
人のいない荒地に移動し、改めて戦闘員は戦闘体制に入った。
今回は多数の戦闘員と一人のゴーマ族幹部が相手だ…戦闘員はいつもの数倍はいる。
仕方なくリンと仲間は、襲い掛かる戦闘員を手分けして相手する。
幹部はまだ手を出さないつもりだ。
ダイレンジャーの男4人が、次々に戦闘員を薙ぎ倒していっている中、ホウオウレンジャーだけが明らかに苦戦している。
体を激しく動かすたびに、バイブの鋭い刺激に襲われるのだ。
本当はまともに動けないはずだ…。けど、必死に我慢し歯を食いしばりながら蹴り・拳を繰り出す。
しかしその攻撃には明らかに精彩が欠け、すっかり戦闘員に囲まれる。
仕方ない、ここに着いた時点ですでに絶頂寸前状態で、媚薬で体が疼いて我慢できない状態なのだ。
その状態で敵と戦えるはずなど、本当はない。
しかもこの淫具の悪いことは、絶対に絶頂にイカせないのだ。
常にもどかしい痒いたまらない状態でいなければならない。
やがて多勢に無勢もあり押され気味になり、攻撃から防御主体になってしまった。
戦闘員の攻撃を防御するので精一杯だ。
彼女は、万全状態の仲間が戦闘員を倒し、自分の応援に来てくれるのを戦いながら待つことにした。
リン(皆絶対にすぐ助けに来てくれる…!)
そう信じながら戦うことにした。
だがやはり分が悪く、戦闘員に囲まれてしまう。
彼女はたまらず高く跳び囲い込みから脱出し、しかし数が多すぎ、すぐにまた囲まれる。
体が熱い、股間の刺激がたまらない。
動きがやがて麻痺してくる。刺激にたまらず頭が麻痺してきたのだ。
と、いきなり死角から、お尻を蹴られ、、
リン「うっ、ああああああ!!!!!」
尻を蹴られたことによりバイブが肉壁を奥に抉り上げ、激痛と疼痛に悲鳴を上げ、身体を痙攣させる。
動かなくなったリンはすぐに戦闘員に取り押さえられてしまった。
尻の刺激に身体をびくびく痙攣させるリン、だが早く抵抗しないと、、必死に官能に我慢し、自分に覆い被さる戦闘員に抵抗する。だが、
リン「きぃいやぁああああ!!!!」
また戦闘員の一人に尻を殴られ、悲痛な悲鳴を上げる。
さっきの事で、尻が弱点だと感づかれてしまったのだ。
こうなったら、、
ドオオオオン!!!
気力を最大限に使い、戦闘員たちを吹き飛ばした。
その代償に、エネルギーは大分減ってしまった。
リン(皆、まだ来ないの? 早く来て!)
ダイレンジャーは戦闘員の数の多さに、仲間の存在を気にしている余裕がない、ばらばらだ。。
これが敵の狙いの一つであることに、ダイレンジャーは気付かない。
けど仲間なら、もう片付けているはずだが、、そう思ったが、
リン「なっ! ど、どうして!?」
なんと、今気力で吹き飛ばし、倒したはずの戦闘員たちが起き上がり、何もなかったかのように平然とリンに向かい構えた。
さっきの攻撃が効かなかったのか?
そう思ったリンは、一文字竜巻を使い、、自分を取り囲む戦闘員の半分近くを吹き飛ばした。
だが、その戦闘員はまたムクッと起き上がり、平然とする。
その事に混乱する、こうなったらこのまま戦い続けるしかない。
だが、大技を立て続けに2度使い、気力を大きく浪費したため、ホウオウレンジャーとしてのエネルギーが少なくなってしまった。
その上、淫具による強烈な刺激、もう疲弊しきっていた。
実はこれは、さっきから傍観役に徹しているゴーマ族幹部のせいなのだ。
この幹部は、戦闘員たちのエネルギーを作り出すことができる。
多数の戦闘員にエネルギーを与え、倒れてもすぐにエネルギーを与えダメージを回復させる。
直接自分のエネルギーを与えるわけでなく、作って与えるため、これだけ多数の戦闘員にもほぼ1日中エネルギーを与え続けることができる。
多数の戦闘員に気を取られ、さらに目立たないように見ているだけのため、ダイレンジャーにはとてもこのことに気付かない。
ダイレンジャー男4人は、きびきびと戦闘員を倒していったが、戦闘員はすぐに回復しまた襲い掛かる。
だから、リンに応援するどころか、仲間がどうなっているかも分からないのだ。
仲間は助けに来ないんじゃ、、そう思ったリンは、不安に苛まれながら必死に刺激に耐えながら攻撃を繰り出す。
もう気力の大技は使えない…いつか力尽き、敗れてしまう。。
苦悶の表情を浮かべ戦い続ける。
何とか防御に身を固め、戦うリンだったが、
ヴィイイイッ!
リン「あああっ!」
恐れていたことが遂に、、尻のバイブが強振動を起こしたのだ。
たまらず悲鳴を上げ身体を鈍らせ、すかさず戦闘員が襲い掛かり、、
刺激に必死に歯を食いしばり、防御する。
戦闘員に押される、、気を込め、必死に攻撃して戦闘員を押し戻す。と、
ヴィイイイッ!
リン「やああああぁぁあ!!」
今度は陰部のバイブが強振動する。
さっきの苦労も水の泡、また戦闘員に押されてしまった。
リン(ひどい…お願い、、こんなのやめて!)
やはり痴漢はどこかで見ている。
戦闘中もリンを女としての辱めを与え、それにより戦士としての強さも削り取り、辱めるつもりなのだ…!
そのことを感じ取ったリン、それに悔しがる余裕も与えてくれない。
いつ来るかも分からないバイブの振動に怯えながら、しかし振動しなくても自分の動作での刺激と媚薬効果に感じながら、悶え苦しんで延々と戦う。
ヴ。ヴィン。ヴヴ。ヴィィイン!ヴン。
リン(う、、わぁあああぁ…!)
バイブは今度は、不定期なオンオフ・強弱・うねりを駆使し、さするようなやさしいタッチ、急に織り込まれる強い刺激でリンを責め苛む。
まるで、前後から2人の男に男根を挿入され自分の反応を愉しみながら多彩な責めを食らわせる、そうされながら戦っているようだ。
多数襲い掛かる戦闘員により、悶えることもできず必死に我慢して戦うしかない。
ヌチャ、、ヌチャ、、
バイブが押し付けられている股間から、恥ずかしい音が聞こえる。
パンツからはとっくに愛液が溢れ、彼女のスーツの股間に当たる場所は湿り、うっすらと染みが浮き出ている。
その上を覆う超ミニスカートにより見えないが。
リン(皆、、助けて…お願い助けて…このままじゃ、、あたし、壊れちゃう…みんな!)
もはやリンは防戦一方だ…さっきの事から尻が弱点だと思ったか戦闘員は集中的に尻に狙いを定め、それに気付いたリンは顔を赤らめながら必死に防御し、だがリンの意識が尻に集中したその時、
ドスッ!
リン「ぐうっ!」
鳩尾にもろに拳を入れられ、動きが鈍くなったその時、
リン「ぐゃぁああああ!!!」
隙を見せたリンの尻に戦闘員は蹴りを入れ、激しい痛みに悲鳴を上げ、倒れる。振動が止まった。
また襲い掛かった戦闘員の腕や体重に押さえ込まれてしまった。
体が動かない…さっき押さえ付けられた時よりも明らかに体の力が弱っており、自分を押さえる戦闘員たちを振りほどけない…!
さらに余った戦闘員たちはうつ伏せに倒れている彼女のわき腹や脚に容赦なく蹴りを浴びせ、ダメージを食らわせる。
と、戦闘員の一人が大型の刀を取り出し、何かスイッチを入れると、刀が光り、音を響かせる。
それを見たリンは怯え、逃げようと身体をもがかせるが、もう多数の戦闘員たちの力に敵わない。
リン「やっ、、やめてっ…!」
戦闘員は刀をリンの首筋に当て、それに怯え震えるリン。
戦闘員は刀を動かし、硬直するリン。。
首のマスクが切れ、首の周りに沿って動かす。
どうやら、首を切るのでなく、マスクを剥ぎ取るつもりだ。
刀の切れ味は凄く、丈夫なマスクが簡単に切れる。
下手に動いては本当に首が切れてしまう!
大人しくしているしかなかった。
やがて、マスクが剥ぎ取られ、彼女の綺麗な黒髪がバサッとなびき、素顔が晒された。
首から下はスーツのまま、マスクが剥かれてしまった。
戦闘員の一人が彼女の素顔の顎に指をかけ、上向かせる。
リン「うっ…!」
自分を嬲る戦闘員を気丈に睨むリン。と、
リン「うっ、、ぐうっ!」
他の戦闘員が彼女のわき腹を蹴り、苦痛に顔をゆがますリン。
さらに、彼女の尻に拳が入れられ、
リン「ぎゃああっ!」
悲鳴を上げ、苦痛の顔をさらにゆがませるリン。
彼女の顔は上向かされたまま、戦闘員に眺められている。
悔しながらも、大人しく受け入れるしかない。
と、戦闘員たちは彼女の顔を良く見えるようにしようと、彼女を捕らえたまま仰向けにし、
その瞬間、戦闘員たちの拘束が一瞬弱まり、
ドオオオオンッ!
気力で嵐を起こし、やっと戦闘員たちを引き剥がし、解放されたリン。
気力の嵐はさっきより威力が落ちており、自分を取り囲んでいた戦闘員は大したダメージも受けずまた襲い掛かる。
リンはダメージを食らった身体を気にする余地もなく、戦闘員たちと再び組み合う。
と、また
ヴン。ヴヴィヴィン。ヴィイイン!ヴィン。ヴン。ヴヴ。ヴィイン! ヴ。
絶望的な緩急のつぼを心得た刺激を食らい、それに我慢し、マスクを剥かれたため晒された髪を振り乱しながら、必死にまた戦う。
身体はもう疲れきり、さらに3度の気力の大技の連発でエネルギーもほぼなく、敗北をただ待つだけとなる。
必死に防御するが、もう戦闘員たちを抑えきれず、彼女の防御をかいくぐり時折、脇、鳩尾、背中、脚、腕、顔にまで拳や蹴りを食らう。
それによりさらに身体は弱り、そして
リン「あっ、きゃあああ!!!!」
とうとう陰部に蹴りを食らい、とてつもない刺激に悲痛な悲鳴を上げ、倒れそうになるのをぶるぶると震えた脚で必死にこらえ、、スカートの上から手で股間を押さえ内股で俯く、情けない格好になってしまった。
すかさず陰部に蹴りが、何とか抑えるリン。と、後ろから尻に蹴りが、、
リン「ひゃうああああ!!!」
そして間髪入れず陰部に蹴りを
リン「うぎゃあああ!!!!」
とうとう倒れるリン、戦闘員たちに押さえられ、仰向けに押さえ込まれる。
もう身体に力が入らない。
戦闘員たちに押さえ込まれ、怯えていたが表情は必死に気丈にするリンに、鳴りを潜めていた幹部がそばに来て、驚きに目を見開くリン。
幹部「くくく、捕まえた。」
この声に覚えが…まさか!
リン「あ、あなた、、まさか…」
幹部「ふふ、今頃気付いたか。そうだ。お前のご主人様だ。」
リン「っ…!」
あの痴漢だったのだ。正体はゴーマ族幹部だ。
痴漢は淡々と説明する。
自分は、ダイレンジャーにより被害を受けたゴーマ族一味や間接的被害を受けた一般人の怨念により作られたのだという。
その念の力で、戦闘員に力を与えダメージを回復させていたのだという。
今までリンを嬲った他の痴漢たちも、そんな痴漢の力により呼び込まれたのだという。
リン(まさか、、まさか…これまでの事は、まさかっ!)
ある説が頭に浮かびおののき混乱するリンに、きびきびと痴漢は何かビンとハンカチを取り出し、ビンの中の液体をハンカチにトクトクと染み込ませ、マスクを剥かれ晒された彼女の顔に近づける。
あの時の、奴隷宣言されたことを思い出す。睡眠薬!?
リン「(眠らせる気!? いやっ!!)ちょっ! やめっ…! うむぅ…っ!」
手早く睡眠薬を染み込ませたハンカチで彼女の口を塞ぎ嗅がせる。
抵抗しようにも、身体は戦闘員たちに押さえ付けられ、動けない。声も出せない。。
やがて意識が眠り始め…。
リン「む…ん……クゥ。。」
とうとう眠らされ、敵の手に落ちてしまったリン。
彼女の可愛らしい寝顔にいやらしい笑みを浮かべ満足げに、
痴漢「他の4人のダイレンジャーと戦ってる戦闘員に応援に行け! この女は俺がアジトに運ぶ。」
捕らえたリンの小さな身体を腕に抱き、いつの間にか来たトラックに運ぶ。
トラックの荷物入れに腕に抱いたリンと共に入り、座り込む。
銃を持った戦闘員二人が同乗する。
おそらくリンが目を覚ました時のためだろう。
アジトまでは1時間ほどトラックを走らせれば着く。
睡眠薬を嗅がせ眠らせた、少なくとも5,6時間は目を覚まさないだろう。
この睡眠薬はクロロフォルムで、手馴れた痴漢はしっかり量を考えてハンカチに染み込ませ彼女に嗅がせたはずだから、まず当分目を覚まさない。
現に、痴漢はリンの体の弾力のある柔らかさを堪能するようにギュウッと抱きしめ、晒された顔や髪を撫で、汗でムンムン沸き立つ体の匂いを嗅ぎ甘酸っぱい女の匂いを満喫しても、リンは深い眠りでビクともしない。
調子に乗った痴漢は、顔をゆっくり彼女に近づけ、彼女の小さい唇に口付けし、キスをする。
すぐに口を離し、反応がない。
再びキスをし、今度はすぐには口を離さずキスしたまま彼女を眺める。
スヤスヤと眠っていたリンは少し表情をゆがめ、
リン「んふっ…ん、、んぅ…!」
息苦しさから、痴漢の口により塞がれた口と鼻から甘い吐息を漏らし、それを嗅いだ痴漢は満足げに口を離す。
すぐに彼女はまたスヤスヤと静かに眠る。
もはや夕方までは目を覚まさないだろうと思った。
だが彼女は今ホウオウレンジャーなのだ。
もしも、、の時を考える。
絶対に逃がしたくない、という事なのだ。
痴漢は念のためゴーマ製の頑丈そうな枷を2つ取り出し、彼女の細い手足をそれぞれ束ね、手首に前手に手枷、足首に足枷を嵌めた。
ガチャリッ
しっかりとした金属音、、これでもう彼女は目を覚ましても動けない…。
このゴーマ製の特別な枷は、元々罪を犯したゴーマ族戦士を拘束するために作られたもので本当に頑強なので、ホウオウレンジャーとはいえ女の細い手足ではいくら力を込めて必死に抵抗しても外すことはできないのだ。
彼女の拘束姿に満足し、笑みを浮かべて彼女の頬や唇を撫でる。
痴漢(くくく、可愛い寝顔だ。アジトではじっくりといたぶってやるからな。今のうちに寝ているがいい。)
さらに痴漢は調子に乗り、指で撫でていた彼女の唇をめくり、歯茎や歯を撫で、
眠りながら小さく声を出すリン。
リン「ん…。。」
その上痴漢は彼女の口をそっとこじ開け、歯茎の裏や舌を撫で口内を舐る。
リン「んぅ…ふぐっ…」
スヤスヤと静かに眠っていたリンの安らかな表情が息苦しさにゆがみ、甘い吐息を出す。
満喫した痴漢は彼女の口内から指を出し、彼女の唾液でびしょ濡れの指を愉悦な表情で眺め、その唾液の匂いを嗅ぎ、いやらしく舌で舐める。
その甘い味に満足し、唾液で濡れた指で再度彼女の唇を撫でる。
彼女の唇は、自分の唾液で濡れ、妖しい光を放っていた。
まるで口紅を塗られたようだ。
強力な睡眠薬により深い眠りに陥された彼女は、痴漢のいやらしい愛撫に気付くことなくスヤスヤと可愛らしい寝顔で痴漢の腕の中で寝ていた。
その可愛らしさに痴漢は、改めて彼女の唇に口付けし、運転手に出発するように命じる。
そしてトラックが走り出す。
移動中、幹部いや痴漢はゆっくりと彼女を愛撫し、可愛い寝顔を眺めて満足げにギュッと抱きしめ、柔らかい弾力性のある抱き心地と甘い匂いを堪能し、アジトに運ぶ。。
仲間4人は、リンが敵の手に落ちたことなど気付きもせず、ただ必死に、リンの相手よりもはるかに多い多数の戦闘員と延々戦っていた。
彼らが仲間のリンがさらわれた事に気付くのは、痴漢たちがリンをアジトに連れ帰った頃になる。
痴漢はオーラチェンジャーに特殊機械を施し、ダイレンジャーに居場所を知れないようにした。
よってダイレンジャーがリンを助けに行くのは、痴漢がダイレンジャーに居場所を知らせる時、、明日の正午頃になってからになる。。
・・・・・・